ここ数年のJapEnの傾向


最近のJapEnって作品感が強くね?
と、ふと思った。


おことわり

・この記事はJapEnのFSではなく、編集について主に話します。 

・筆者の感覚や憶測を多く含みます。

・筆者がリアルタイムで追えているのはJapEn2020からです。

・特定の人、団体を否定するつもりは全くありません。いち消費者としてJapEnを楽しむという目的で、ここに記録しています。

・深夜に書いているので文章が綺麗にまとまっていない可能性があります。



主張

前までJapEnとは『日本最高峰のFS紹介動画』というイメージを持っていた。
だが、ここ数年のJapEnは『JapEnという動画作品』感を強く感じる。


理由

文章で説明するよりまず見てもらったほうが早い。

わかるだろうか?

私はJapen2020頃から動画作品感が強くなったと感じている。 

15th以前との具体的な違いを挙げるとすれば、
・色調補正が強くなった
・背景のメッセージ性?が強くなった
・CV全体のテーマが分かりやすくなった
・編集技術(または求められるレベル)が上がった
というところか。

色調補正は、直近3年が特に顕著である。17thも以前と比べれば強めな気がする。

背景のメッセージ性については、CGを使っている2020が特に強く、次いで18th 19th 20th 12thあたり。
2020は、そもそもペン回しが日常に溶け込んでいるというのがコンセプトだった(ような気がする)ので、FSの動画と同じくらい背景にも目が行くように作られているはず。
次いだ4作品は、CV全体のテーマをFSの背景にわかりやすく散りばめているように見て取れる。

テーマのわかりやすさは、やはりさきほど述べた作品などが分かりやすい。一つのテーマを要所要所に散りばめてられている。
その作品のみにある世界観というか。
12thも一緒に取り上げているが、こちらは色調補正があまりかかっていないところが他作品との違う点。
他の作品(10thなど)もテーマがはっきりしているものはあるが、『ランキング』というテーマは究極的にはFSに焦点を当てていたりと、19th『大正浪漫』や18th『全ペ権』のようなものとは少しタイプが違う。

編集技術、編集の求められるレベルが上ったというのは、特にこの年からとかではなく、年々少しずつ上がっているように感じる。


なるべくの感じた『作品感』となる要素を言語化してみたが、伝わっているだろうか。

15th以前の作品だと、JapEnは『FS紹介動画』みたいな雰囲気が感じられる。

なんというか、あくまでFSおよびその十数秒の動画に焦点を当てており、編集から作り出される世界観を魅せるというよりかは、「次はどのスピナーが出るんだろう?」というワクワク感を掻き立てるような編集になっている。気がする。


思うこと

私は、動画作品としてではなくFSに焦点を当てたJapEnのほうが好きだ。編集技術ではなく、ペン回しを見に来ているのだから。

最近のJapEnでFSの邪魔にならないように細心の注意を払っているものも多いと思うが、あくまで動画作品としての世界観があった上での編集に見えるので、動画を主体として見れない。自分にとっては。

なんというか、既に完成している世界観のもと、FSをそれにどうやって落とし込むかが勝負みたいになってきているように感じる。

理想論ではあるが、そのFSが1番映えるような演出を使いつつ、ある程度作品全体の統一感も欲しい、みたいな。

ここらへんの言語化が難しい。ここまで書いてきたが読んだ人に伝わる自信がない。

とにかく言いたいことは、私は個々のFSを第一に、CVのテーマや世界観はその次にあるようなJapEnが好きだということ。


他の消費者の意見、制作者の考えも見てみたい。

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