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BDSMプレイ・SM調教で使われる鞭・笞(ムチ)の種類。 英語での一覧。スパンキングの道具まとめ。 トォーズ?ドラゴンケイン?フロッガー?プリズンケイン?

※トップ画はシンガポールで一般的に売られている子供のしつけ用のムチ。シンガポールの家庭では 、親の手の届きやすいところに合計で3〜4本が常備されているとか。


hairbrush
ヘアブラシ、アメリカでは一般的で、日本で言うところの布団叩き的なもの。

paddle
パドル 、現在でもアメリカの一部の学校で使われているお尻を叩く専用の道具。

paddle with holes
穴あきパドル 、穴のないパドルよりも痛いとされている。

crop
クロップ、乗馬鞭(短鞭) 。

cane
ケイン 、籐(ラタン)、竹などで作った笞(むち)。古代中国や古代日本の刑罰のために、2000年頃までイギリスの学校で尻を打つ体罰用に使われた。

dragon cane
ドラゴンケイン 、一般的なケインはクーブーラタン(kooboo)と呼ばれる輸出制限が少なく入手しやすい籐(ラタン)で作られているが、ドラゴンケインは、ドラゴンラタンと呼ばれるとても頑丈で貴重な材料が使われている高級品である。イギリスの学校で使われた伝統的なケインを再現したものもある。

tawse
トォーズ 、イギリスの学校で使われた両手を出させて叩く体罰のための教鞭。

slapper
スラッパー、平打ち(スラップ、平手打ち)に適した平らな皮を複数回重ねた鞭。

Singapore prison cane / Singapore cane
シンガポールプリズンケイン、シンガポールケイン。日本以上に治安の良さで有名なシンガポールは、司法、刑務所、軍隊、学校、家庭などでの鞭打ちが合法化され、実際に運用されている。司法と刑務所で犯罪者に向けて行われる鞭打ち制度が最も過酷で、鞭打ち専用の三角形の貼り付け台に全裸で固定され、特殊な拘束具で腰と膝のみが保護され、丸出しになった尻に鞭打ちが行われる。その際の大型の笞(むち)。

flogger / scourge / multi tailed whip
フロッガー / スカージ / マルチテイルドウィップ。総じて、バラ鞭のこと。バラ鞭は、BDSMのプレイに特化して改良された鞭である。一般に、その本数が多いほど痛くないとされるが、フロッガーは本数が多く皮も柔らかいことが多い。日本で親しまれる「六条鞭」は、あえて訳すなら「six tails flogger」と呼べる。

Cat O'nine Tails
キャットオーナインテイルズ、九尾の猫鞭、九尾鞭。バラ鞭の中でも、イギリス海軍と陸軍で体罰用に使われたとされる鞭。バラ鞭の原型になった鞭の中でも知名度が高い。

whip / bullwhip / single tail whip
ウィップ、ブルウィップ、シングルテイルウィップ。一本鞭のこと。最も痛いとされている武器としての鞭。

dragon tail whip / dragon’s tail whip
ドラゴンテール、ドラゴンズテール。特徴的な構造の鞭だが、そのルーツや使用頻度は不明なところが多い。

sjambok / (litupa)
シャムバク、シャムバウク。(もしくは、リトゥパ。) アフリカ大陸のサイやカバの皮から作られる重たい鞭。元々は、移住時に牛を操作する等に使われていた。アパルトヘイト時代の南アフリカを象徴するアイテムとして有名であり、プラスチック製のシャムバクが警察によって使用された。コールドスチール社がミリタリー・護身用に販売しているものは、南アフリカ警察を模したものだと推測される。

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