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お笑い×エモさ×アニメの必然性。『マリマリマリー』

お笑いの主戦場がYouTubeになってから、1、2年というところでしょうか⁇  数ヶ月でフォロワーが数十倍、Tシャツを販売すれば秒速で売り切れる、ショートコントアニメ『マリマリマリー』の紹介です。

お笑い×ショートアニメ

という流行の必然


YouTubeなどで、ギャグアニメを公開して話題を集めることは、昔からありました。とはいえ、昔は放送局からスタートというのも多かったのですが、Flashアニメの『秘密結社鷹の爪』(2006年〜)、めざましテレビの『紙兎ロペ』(2009年〜)等です。また、現在はYouTubeで見れる『The World of GOLDEN EGGS』(2005年〜)も、同ジャンルと言えるでしょう。いずれも会話劇に重きが置かれていることは特徴です。

また、ゆるキャラ×ギャグというのであれば、『やわらか戦車』(2005年〜)や、サンリオの「こぎみゅん」もショートアニメ(2019年〜)が配信されていました。

さて、時代は変わり、現在は、アニメだったらなんでも流行るという時代でもありません。
しかし、『マリマリマリー』は、新鮮なものとして、受け入れられています。マリマリマリーは、ちびキャラでも、ゆるキャラでも、見た目から面白いキャラでもないからです。

マリマリマリーは、脱力系という以前はゆるキャラでやられていた笑いを、エモさやダウナー系に進化させ、時事ネタも扱うというYouTubeやTikTokらしい振る舞いもしてしまいます。
全く、お笑いとは無縁そうなエモいイラストなのに、お笑いコント。そのギャップが、面白さを引き立てているのです。

さらに、更新ペースが早い。戦略的な必然が、流行っている理由かもしれません。

(現代のYouTube性としての時事ネタ)


エモさ×お笑い  という流行の必然

ショートアニメの必然性はわかりました。エモさやダウナー感が、脱力系の笑いであることも、笑わせるためのギャップであることもわかります。

しかし、エモさというのは、それだけではありません。お笑い芸人というのは、昔から、若者の代弁者であったからです。マリマリマリーは、服の販売もしていますが、芸人のファッションが、若者のブームになるというのも昔からあるものです。ファッションではなく、バンドや曲になる場合もあります。マリマリマリーのエモさも、アパレル展開も、必然の流れなのです。

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VANSとのコラボ

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先人たちから学ぶに、テレビ局やファッション関係がほっとくわけないですから、今後の大流行に期待です。

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