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黄金のレガシー総評

エレンヴィルがイケメンすぎる。

感想を3つに分けて書いた上で全体の総評までする。俺、FF14大好きすぎるな。よろしく。

黄金のレガシーは10点中、3点。

感想でそれぞれ加点したものが以下のとおり。
1点
グラアプデ後の自キャラかわいい。
2点
グルージャジャ、オーティス、カフキワ、残響のヨカフイ族がそれぞれいいキャラでした。

つまり、個人的にストーリーは全く評価してません。FF15以来の酷さ。クソゲーの域です。MMOだからって何しても許されると思うなよ。一応、RPGの代表格、ファイナルファンタジーを名乗ってるんだろ?

まず、批判的な話

悪口を言ってからちょっと擁護して締めたいと思います。

①暁について

とにかく全体的に中途半端な関わり方だった。個人的に、暁が毎回ついてくるのは反対ではなくて、むしろ暁月で絡み少なめだったルヴェ兄妹と、影薄めだったクルルさんがついてくるのはちょっと嬉しかったりした。

ほんとに、使うならきちんと活躍させろよと思う。フェイス要員だけなら現地キャラでいいわ。アルフィノとアリゼーは7.0全体で、見てないところでの救助活動と薪拾い以外なんかしたのか。政治レベル低すぎてガレマルドのためにならないことが早々にわかってテンション下がったのか?トライヨラの部族は別々に暮らして互いにほぼ不干渉で生きてるからマジで参考にならないもんな。

クルルさんも設定だけつけて持て余してたよな?
家族のテーマとミララ族の真相とをまとめてやるには持分が短すぎたって。しかもあんなシリアスなところでやるから違和感出るじゃん。そんなゆっくりしてる場合か?もうちょい慌てろよスフェーン。

②ストーリー全体について

まず、戦時でもないのに一般人ボコボコにしすぎ。
唯一ストーリー上納得できるのはギガガガギゴのトライヨラ襲撃だけどあれは逆にムービーの雰囲気に対して死者少ないよな。
展開上、ある程度は仕方ないこともあるけど、ハヌハヌの人手不足の原因だったり、ゾラージャ王御乱心だったり、そんなに大事でもない場面で舞台装置としての被害がデカい。あまりいい気分にはならないね。

結局、王位継承戦とアレキサンドリアを両方やるにはイベント数が足りなかったとしか言いようがない。かなり足りてないから詰め込みすぎてムービーだらけになる。映画やアニメを見にきてるんじゃないの。その辺の時間を削って、ゲームしにきてるんだよ。操作のない時間長すぎる。
継承戦はとくに90〜95の5レベル帯でトライヨラの概要、7つの秘石集め、結果発表とで完全に7.0全部使っていい量があった。秘石は前半だけにするなら3〜4つがせいぜいでしょ。ライターとディレクターで意思疎通測れてたのか疑うレベル。結局、各候補者の掘り下げが甘くなって、プレイヤー側が後半の準備できてないんだよね。

で、後半始まっても肝心の敵ボス2人にほとんど感情移入できなくて。ウクラマトも結局、一般人の話だけ多少聞いて肝心の主要キャラの話をほとんど聞いてない。ウクラマトが話聞いた主要キャラってカフキワとグルージャくらい?でもカフキワは勝手に喋る人だから実質グルージャくらいか。話聞けよ…
場当たり的なお涙頂戴を.0パッチのメインでやられても困るんだよなぁ。

③たぶん大きなテーマ、家族について

中盤ってかライオン村ぐらいからいろんな家族の形が出て、かなりフォーカスしてたからたぶんテーマなんだろう。ヨカフイまでの道のりには全くなかったけど。

偉大な親と比べられ続けた結果イカレちゃった子、親を盲信する養子、ほとんどコミュニケーション取ってない外国人のヒカセンになぜか国の重要機密を漏らすパパ村長、ほぼ王様のせいで狂信化した親にとんでも十字架背負わされたヤンキー、偶然再会し、親子の交流もそこそこに情報源として利用されて消される親、親の夢を自分の目標だと勘違いしてしまったかわいそうな子、そして父に愛されたかった子。

ライオン顔は脳まで獣なんか?と思わせる残念エピソードは置いておいて、やっぱりマムージャ周りはめちゃくちゃだよねぇ。双頭エピで父母が必要なのは分かってるから、ゾラージャとグルージャの母親不明が永遠に引っかかる。母親(父以外の、承認を与えてくれる近しい人)がいるだけでけっこう解決しちゃいそうな感じが余計にね。死んだなら死んだことにしてくれよ。納得感全然違うよぉ。結局2人ともアイデンティティが終わってることが不安定さの根源に見えるから根が深そうなわりに単純さを感じるんだよな。そこがまたストーリーに浅さを与えてくれるわ。
あと、単純に双血はひどい。割と世の中、流産、死産、中絶、多胎児をうまく出産できないとか無事に生まれることができないことってあるわけで。すごいセンシティブな話題選んでるよね。
無事に生まれない確率の高い子は生むのをやめようって話にも取れるし、それはなかなかこのご時世攻めすぎだよなぁって…思っちゃう。
個人的にどう思うかここで述べることすら恐ろしい話題です。ただまあ、どうみても近縁種だし、焦凍が生まれる確率が低いだけで燈矢、冬美、夏雄が生まれるのはいいじゃんかよ。と思うのですね。コレもまあまあセンシティブだがなんとか回収したからセーフとおもってる。堀越先生ラビットピース時代からファンです。最高でした。最終話も楽しみにしてます。

ちょっと擁護

ちょっとね。

まず、「普通のRPGじゃない難しさ」はあると思う。MMOである点とFF14である点と両方。ストーリーモードがクソつまらん高評価ゲームなんて世の中いっぱいあるし、MMOのメインコンテンツはソロで楽しむストーリー部分ではないのは重々承知してる。俺だって今週から零式潜るくらいだし。
そうなると開発コストはそこまでかけられない。そりゃそう。そんなの俺らには関係ないけど。

さらに、偉大な先輩の後を継いだ物語ってのもあるでしょう。凄まじいプレッシャーだったと思う。そもそも他人が育ててきたキャラをそのまま継ぐってのはとても難しい。普通は批判のが多くなる。なのにフェイス機能のせいで暁を切ることができない。そりゃ難しいでしょう。客側に対する言い訳にはならないけど。

さらにFF14全体の都合ってのもあったでしょう。それこそ7.0の後半は鏡像世界絡めて鍵の入手くらいしといて!はディレクターサイドからの指示だろうし。この辺はもう自由度低そうだなぁって感想は確かにある。せっかく黄金郷はエメトセルクにご紹介いただいたんだし、もうちょっとゆっくり見せてらってもいいじゃない?あれ、結局文句ばっかり言ってるなぁ。

7.0で褒めるとこ…
初日あんまり混雑しなかったのはよく頑張ったのかなと思います。
(同時接続数知らないからなんとも言えないけど)

おわりに

正直、ナンバリングFFの中でもストーリーは最低クラスの出来だと思う。FF14始めて、フリープレイで紅蓮までやったとしても、黄金をプレイするためにはコンプリートパック買った上でさらに無料の30日の間に漆黒〜黄金までクリアしないとだし、一回月額払えばもうフルプライス相当。それでコレはない。だが2.0〜6.5のおかげでそこそこくらいの評価。この程度では発売当初のFF15の酷さには太刀打ちできないぜ。
まあ、黄金のレガシーで7.55までは(月額いるとは言え)遊べるわけだから今後に期待するしかないな。頼むからRPGではあってくれ。正直かなりきつい。
絶は楽しみにしてる。

では、これで終わります。長々とお読みいただきありがとうございました。
批判は期待の裏返し。なんとかしろよしだぁ!

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