
【2024.6.16 平場勝負レース】函館11R UHB杯
重要ポイント
函館芝1200mはスタートから初角までの距離が約490mと長いため先行争いにおける枠順の有利不利はない。小回りコースで器用さが求められるのは勿論、最後の直線が短いため基本的には先行力やスピードの持続力が重要になる。但し、洋芝で時計がかかりやすいことから馬力も兼ね備えている必要があり、ペースや馬場状態によっては先行馬に厳しい展開になり得ることも覚えておきたい。
上記を踏まえて今回のメンバーを見てみると、短距離戦にしては先行馬割合が低く、1400mからの距離短縮馬も何頭かいるため、基本的には先行馬が有利な流れになりそう。また、先週よりは外が伸びる馬場であるため、好位の外めをスムーズに回って、最後の直線でもうひと脚使えるタイプが恵まれそう。
予想印
◎11ラキエータ
○13オードゥメール
▲7エコロレジーナ
△6マメコ
推奨理由
◎11ラキエータ
これまでの実績から3勝クラスでは十分通用する能力があり、函館コースへの適性も抜群。積極的に先手を主張するタイプではないが、今回のメンバーならある程度のポジションは取れそう。道中で脚を溜めることができ、仕掛けた時の反応も良く、更に今回は少し外めの枠を引けたことからスムーズに立ち回ってこの馬の持ち味を活かせそう。兄弟にインディチャンプやアウィルアウェイがいるためスピードの裏付けは十分で、父のキンシャサノキセキもスピードに優れていることは勿論、年齢を重ねて成長する配合なのも良い。
○13オードゥメール
先行馬割合が低い中での先行馬。既に3勝クラスでは逃げて好走した実績があるため能力的にも十分で、平坦で直線が短いコースならもうひと押しが利きそう。
▲7エコロレジーナ
2走前は昇級初戦ながら2着に好走し、このクラスでも通用するところを見せた。前走は千直の競馬で噛み合わなかったが、先行馬割合が低い今回において距離延長ローテで臨めるのは非常に魅力的である。
△6マメコ
昇級初戦の前走で大敗したため実力的には見劣りするが、先行力には優れている。また、今回は平坦コースに替わるのも良い。休み明けになるが、血統的にはむしろフレッシュな方が向いている。
買い目
ワイド ◎-○▲△
馬連 ◎-○▲△