【2024.6.15 平場勝負レース】東京10R 立川特別
重要ポイント
東京ダート1400mはスタートから初角までの距離が約440mと十分にあるため先行争いにおける枠順の有利不利はない。大回りのワンターンコースで器用さは特に必要なく、最後の直線は約500mと非常に長いため展開次第では差しが決まることも多い。
上記を踏まえて今回のメンバーを見てみると、最後の直線が長いコース形態といえども先行馬割合が低いためある程度前めのポジションを取ることが重要で、そこから長く良い脚を使えるタイプが恵まれそう。
予想印
推奨理由
◎10ジョージテソーロ
前走は海外遠征かつ1900m戦だったためこの馬の能力を発揮できなかったが、今回はこの時期の条件戦で有利な3歳馬であることは勿論、その3歳世代の中でも、後に羽田盃を制するアマンテビアンコの2着に好走するなど実力は上位。先行力に優れたタイプで展開も向きそうで、また、極端な枠ではないためスムーズに運べそうなのも良い。エーピーインディが強調された血統構成で間違いなく東京向きであり、短縮ローテに対応できるスピード、そして成長力の裏付けがあるのも魅力的である。
○8ナスティウェザー
有利な3歳馬。末脚を活かしたいタイプで展開的には向かなそうだが、最後の直線が長い東京コースに替わるのはプラス要素。エーピーインディ系のパイロ産駒という点でも東京向きで、ここは能力と適性だけで上位争いできそう。
▲16ニシノスピカ
過去の実績からコース相性が抜群なのは言うまでもなく、前走はハイペースの中、先行する競馬で勝ち切ったのは非常に評価できる。昇級初戦だが追走力が備わった今なら十分期待でき、更に今回は大外枠からスムーズに運べそうなのも良い。
△1マホロバ
3歳秋以降は物足りない走りだが、前走は久々に前に行くことができ、着順としても悪くなかった。3歳時にはオープンクラスでも好走したほどの実力馬であるため、今回も前走と同じように積極的な競馬ができれば面白い。
×15ルルローズ
久々のダート戦がカギとなるが、芝では2勝クラスでも十分通用する走りを見せている。今回は外枠で砂を被るリスクが少なく、先行力にも優れているため展開的には向きそう。血統的にも持続力タイプでダート戦がハマる可能性も十分考えられる。