【2024.6.29 平場勝負レース】函館11R TVh杯
重要ポイント
函館芝1200mはスタートから初角までの距離が約490mと長いため先行争いにおける枠順の有利不利はない。小回りコースで器用さが求められるのは勿論、最後の直線が短いため基本的には先行力やスピードの持続力が重要になる。但し、洋芝で時計がかかりやすいことから馬力も兼ね備えている必要があり、ペースや馬場状態によっては先行馬に厳しい展開になり得ることも覚えておきたい。
上記を踏まえて今回のメンバーを見てみると、1200m戦にしては先行馬割合が低めで、更に良馬場で行われる可能性が高いため、基本的な傾向通り先行力と器用さを持ち合わせた馬を重視したい。
予想印
推奨理由
◎7エイシンエイト
同コースで行われた前走のUHB杯は今回と同様に先行馬割合が低く先行馬有利の展開だったが、流れ自体はハイペース。その中で道中4番手から進めて勝ち馬と0.1秒差の2着だったことから、先行力とスピードの持続力が優れていることは十分に示した。更に勝ち馬であるマメコは次走好メンバーが揃った青函Sでも4着に好走しており、相手関係的には勿論、ハンデ差もあったことを考えればやはり前走の内容は評価できる。父はストームキャット系のエーシントップであるため今回も良馬場でスピードを活かせるのは好材料。
○15エイシンフェンサー
先行馬割合が低い中での先行馬。3勝クラスでは複数回好走しており能力的には十分で、洋芝適性も高い。前走はダート戦で大敗したため芝に戻るのは勿論、距離延長ローテで流れに乗りやすいのも良い。
▲6クリダーム
先行馬割合が低い中での距離延長馬。前走は千直でも先行する競馬で3着に好走しておりスピードの持続力は十分。長い休養を挟んでから勢いがあるのも良い。コース適性に関しても新馬戦1着、函館2歳S2着と、2歳時の成績ではあるが十分。
△14マイネルレノン
先行馬割合が低い中での先行馬。前走も先行しやすいメンバー構成ではあったが、18頭立てで2番手のポジションを取ることができ、そのまま3着に粘り込めたのは評価できる。初の洋芝だがダイワメジャー×マイネルラヴという血統構成で馬力と持続力に優れているため問題なく走れそう。