【ファンタジーS(G3)2024】予想
《見解》
先行馬割合は高め。追走力と決め手重視。また、馬場改修後の京都芝コースはまだ路盤が固まっていない影響で基本的にはタフであり、特に今回は道悪が想定されることからスタミナと底力が重要になりそう。したがって、血統的には欧州指向が強い馬を重視したい。
◎ヴーレヴー【絶対軸】
2勝馬で尚且つ同舞台での勝ち鞍があることから能力と適性は十分。特に前走のりんどう賞は差しに回る競馬で、勝負所でも外を回してロスの多い競馬だったが、それでもしっかりと差し切ったのは評価できる。器用さはないが、その点今回もシュタルケ騎手が継続騎乗なのはプラスで、更に道悪ということを考えれば剛腕の外国人騎手が乗ること自体も良い。父は欧州型ノーザンダンサー系のサトノクラウンで間違いなく時計がかかる条件の方が向いており、また、シルヴァースカヤの牝系で近親にはシルバーステートがいるが、道悪が得意な同産駒の特徴を考えればこの馬自身も道悪適性に期待できる。
○ラヴェンデル【高期待値馬】
父はサンデー系の中でも馬力に優れたキンシャサノキセキ、そして母父は欧州の名血Galileoと、血統構成全体としてタフな馬場への適性に期待できる配合。前走は新馬戦ながら18頭立てでペースもある程度流れたが、その中で先行して最後まで良い脚を使えていたことから非常に高い追走力と持続力を示した。今回も内枠に入ったため好位で進められそうで、また、前走の経験からいきなりの重賞挑戦でもペースに戸惑うことはなさそう。混戦のメンバー構成で尚且つ上位人気は軽い血統の馬が多いことから、その中で想定2桁人気なら期待値は高い。
《買い目》
ワイド ◎○-◎○▲△×
馬連 ◎○-◎○▲△×
3連複 ◎○-◎○▲△×-全
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