【2024.6.22 平場勝負レース】東京11R 江の島S
重要ポイント
東京芝1800mはスタートから初角までの距離が約150mと短いため先行争いにおいては内枠が有利だが、その角度自体は緩やかでほぼワンターンのコース形態と言えるため外枠が極端に不利になることもない。3~4コーナーは大回りで特に器用さは必要なく、また、最後の直線は約525mと非常に長いため差しも決まりやすい。
上記を踏まえて今回のメンバーを見てみると、14頭立てながら先行馬割合は高めで、開催後半の馬場と中間に降った雨を考慮すると展開的には外差しが決まりそう。したがって外枠の差し馬を重視したい。
予想印
推奨理由
◎14コントラポスト
3勝クラスに昇級してからも大崩れなく走れており、また、レース内容としても末脚を活かす競馬で好走しているため、今回想定される展開にピッタリ当てはまる。東京コースでの好走実績もあり、大外枠を引けた今回はこの馬の持ち味を十分に発揮できそう。前走は京都への遠征、そしてある程度先行する競馬で今までとは違った形だったが、それでもタイム差なしの3着に好走できたのはこの馬の成長が感じられる内容だった。ルーラーシップ産駒であるため東京コースに替わるのはプラス要素で、距離延長も問題ない。
○12マイネルモーント
外枠の差し馬。前走は物足りない内容だったが、3勝クラスでは何度も好走しているため能力的にも十分通用する。血統的にはスピードよりも馬力やスタミナを活かしたいタイプで、開催後半で尚且つ水分を含んだ馬場は相対的にプラスに働きそう。
▲9シホノスペランツァ
前走は同コースで4着だったが、大幅距離短縮ながら道中でポジションを上げ、更に上がり上位の末脚を使えたため内容としては悪くなかったように思う。今回は定量戦で斤量は重くなるが、同距離ローテで流れに乗り、外めの枠からスムーズに運べれば前走以上があっても不思議ではない。
△10ディープリッチ
実績的には見劣りするが、末脚に関しては良いものを持っている。今回は外めの枠を引くことができたため持ち味を活かしやすいのは勿論、ディープブリランテ産駒であるためタフな馬場状態なのも相対的に有利。