日用品×植物を組み合わせて、新たな価値を。[園藝と再生/東京・新木場]
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ライフスタイルの中に溶け込む植物を
カフェ、プロダクト、ギャラリーなどがワンフロアに集まり、時代、価格、カテゴリーなど関係なく幅広くものを取り扱うコンプレックス・スペース「カシカ」。
古家具、日用品、海外の工芸品などが密に並ぶ宝探しのようなワクワクする空間の一角に、新たな視点で植物や鉢・花器を提案するコーナーがあります。
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300坪もの広い店内でもビカクシダのハンギングがインパクト大。
植物とそれにまつわるものに新たな価値を見出す
今回紹介する「園藝と再生」は伊藤研作さん、田島大地さん、三原寛子さんからなる植物との関係を新しく再構築するプロジェクトチームです。
カシカのトータルプロデュースを行う「CIRCUS」と縁があり、店のイメージも共有しやすいことからチームとしての展開を開始しました。
ここを訪れる人は生活の中の一部として植物を置く人が多いので『育てやすく、見た目がすてきで器と合わせた時にバランスがいいもの』を店頭に置いています。
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和の仕立てのものも人気。カシカが仕入れた器を金継ぎ風に修復して植えることも。
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鉢底から顔を出すリバースシリーズやさまざまな植物や器をハンギングで楽しめる。
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多肉植物は1個650円(取材時・税抜)から販売。
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植物を入れる器はパンの型、カップ、アンティーク雑貨などさまざま。自分好みの植物と器の組み合わせを見つけるのも楽しい。
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国内外の大型の家具もリペア後に販売。
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先入観なく自分の感性で選べるよう、商品は年代やカテゴリーなどで分けずにディスプレーされている。
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店に入ってすぐ目に入るのは巨大な本棚。ブックディレクターの山口博之さんがディレクションしたもの。
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新木場駅から歩くこと3分。蔦が絡まる外観が見えてくる。
手頃なサイズ、価格の多肉植物の寄せ植えやハンギンググリーンが好評で、200点植物を入れても1ヶ月でなくなってしまうほどの人気ぶり。
チーム名の「再生」にはなにげない器が、植物が加わることでグッと魅力的なものに変化するように、価値の再生とさらに、生活の中での植物との関わりを再度捉え直したいという意味が込められています。
うかがったお花屋さん
園藝と再生(CASICA内)
東京都江東区新木場1-4-6
https://www.engeitosaisei.com
https://casica.tokyo
Facebook:@園藝と再生
Instagram:@engeitosaisei
撮影/西田香織