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ご飯の魅力にハマったわけ①

大学時代にお米マイスターに出会う


最近の私の食スタイルは、もっぱらご飯がメインの食事。
このスタイルになるきっかけは、大学一年生の時の食文化をテーマにした授業(授業名は忘れた「食文化論」??)が元を辿るとスタート地点。(もうかれこれ、約20年前の話かぁ。)

新聞記事の食に関するテーマを1つ選び、それについて調べるといった課題。私は、たまたま見つけた「米のソムリエ」についての社会面の記事を題材にして、調査を始めた。記事の内容は、ワインは料理に合わせて選ぶが、お米も同様料理に合わせて品種(銘柄)を選ぶ時代が来るという。そこに登場していたのが、今や有名人でもあるスズノブの西島社長だった。祖父が米農家であり、実家ではいつも祖父の作ったお米(『ササニシキ』や『はえぬき』など)を食べていたので、とても面白いし、そのようにお米を選んだことがなかったので斬新な記事だった。

上京して初めて乗る路線、降りる駅を経て、スズノブのお店に行った。お店の雰囲気を知りたかったのと、いろんなお米を少しずつ買って食べ比べしてみようという意図で訪問した。新聞記事で見た通り、お米の名札には、産地だけでなく、どんな料理に合うお米だとか、いろんなコメントが書いてあったと思う。アポなしで訪問したのに、西島さんが丁寧にお米について教えて頂いた上に、あやふやな記憶だが、ご飯の試食をしたような。。。奥様がおにぎりを握ってくれて、その場で食べた記憶がある・・・。今ではおそらく不可能だろうが、30分以上西島さんが小娘の相手をしてくださった。その時は、3種類ぐらいのお米を買って帰り(多分、『コシヒカリ』、『ミルキークイーン』が入っていたと思う)、夏休みに帰省した際に、実家で祖父が作った数種類のお米も合わせて5〜6種の品種のお米の炊き比べと試食会をした。

どのお米も一緒だろ〜〜って思っていたのに、数種類のご飯を食べ比べして、驚くほどに品種の違いを知ったのだった。大学時代まで祖父のお米で育った身で、それ以外のお米なんて全く興味もなかったのに、その時からお米に対する見方や食べ方が変わった。

学生時代に、新聞記事に出会わなかったら、
スズノブに訪問しなかったら、
私が西島さんにお会いしていなかったら、
お米を買っていなかったら、
品種の違いを感じなかったら。。。。

ということで、お米に対して視野が広がったのは
上記のような機会があったからだった。

続く・・・

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