予習、復習、咀嚼、表出が生み出すもの #沖縄実践視察研修@経営実践研究会
沖縄に来ています。不肖、私が世話人の役を拝命している経営実践研修会主催の実践視察研修に2年連続での参加です。2年弱ほど前に入会した経営実践研究会で私が初めて参加したのが沖縄の研修で、非常に大きな気づきと深い示唆を与えられ、それから1年が経って再び沖縄の地に足を運びました。今回、改めて前回の研修で受けとった価値が自分の中で大きな変化を起こしているのに気付かされました。
人は人で磨かれる。と言いますが、現地に足を運び、リアルな声に耳を傾け、人とのご縁を紡ぐことの大切さを痛感しています。以下にはあまりすることない、同じ研修に繰り返し参加することの意味と意義をまとめてみます。
前回の備忘録のnoteはこちら。
予習、復習
私が主宰する社会人向け研修の中でいつも口を酸っぱくして言い続けているのは「学びは予習と復習が大事」という小学校から誰しもが学校の先生から言われ続けている常套句です。あまりに耳に馴染み過ぎているというか、手垢がついた言い回しで、受講生には全くインパクトも重要性も感じられる事なく、いつも少し残念な気持ちになりながらも同じことを繰り返し言い続けています。
今回、沖縄での実践視察研修に2年連続で参加して感じたのは予備知識を持って研修に臨み、終えた後に学びを咀嚼してアウトプットする事で圧倒的な価値が生み出されるとの実感です。やっぱり予習と復習は学びには欠かせないのです。
強烈なインパクトを受けた学び
前回の沖縄実践研修で最もインパクトを受けたのは琉球アスティーダの早川社長がビジネスセッションで口にされ、甚く身につまされた「社会課題を解決したいならビジネスをスケールさせるべき」との一言です。その言葉を深く受け止めて、職人の社会的地位の向上を叶えるとの長年の志を具現化すべく自分の行ってきた研修事業を見直したのが、研修事業のコンテンツを広く公開してスケールを目指した職人育成の通信制高校、マイスター高等学院のプロジェクトです。現在、関西一円で10社の志を同じくする経営者、事業所と共に高校として立ち上げを行っており、来年は一気に全国に広げる予定のこのプロジェクトは一年前に沖縄実践研修に来ていなかったら無かったかも知れません。それくらいのインパクトが有りました。
咀嚼、表出から加速へ
学びを実践に転化して、仲間を増やし、社会課題の解決と共に持続可能な事業としてスキームを組み立てる。一年間で推し進めてきた事業の進捗を同じ研修に繰り返し足を運ぶことで確認することが出来ました。
そして、琉球アスティーダの奇跡と言われる、スポーツ業界で初めて株式上場を成し遂げた早川社長の「沖縄から世界を獲りにいくよ」との熱い想いは更に加速しており、志の実現に向けてスピード感を増しておられました。その姿を目の当たりににして、また強い刺激と共に私達が取り組んでいるVUCA時代を乗り越える社会課題解決型モデルへのシフトの確信を強めました。熱い想いと志がこれまで光が当たらなかったところに光を当て、誰しもが持つ人の才能を開かせて世界を輝かせる。ギアあげていこう!と決意するとてもいい時間を過ごさせて頂きました。アテンド頂いた沖縄経営実践研究会の皆様、アドバイザーの皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
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