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最新のサービス体験を阻む「アプリの壁」 【ダラス旅雑記】

出張で米テキサス州・ダラスに行った。

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今回宿泊したOmni Dallas Hotel

せっかくだからと、日本では体験できないサービスを利用してみたいと思い、いろいろと調べてみることに。

まずは、行ってみたいと思っていたAmazon GoをGoogle Mapで検索してみた。しかし、どうやら近くにはない模様。ただ、いくつか「Amazon Locker」なるものが検索結果に上がってきた。

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調べてみると、Amazonから配達される商品を自宅受取にしない際にそのロッカーに入れておいてもらうことができるそうだ。

ちなみに地図で表示された場所の多くで、横に7-elevenが見られた。調べてみると、小売店はこのロッカーを運営をすることで、Amazonから奨励金を受け取れるのだとか。7-elevenでは2015年時点で米国内の186地点にロッカーキオスクを持っているとのこと。現在もその数を伸ばしていることだろう。

その後、「AmazonGo ダラス」と検索すると、「Sams Crab Now」というスーパーが出てきた。調べてみると、ウォルマート運営の「レジなしスーパー」であることがわかった。

この店舗について調べてみても、日本語の記事は少なかった(コレくらい)ので、これはいい記事のネタになるかも、と思ったのだが、どうやら会計時には専用のアプリが必要なよう。

日本のストアじゃ、海外専用アプリをDLできない!

しかし、手持ちのiPhone、Pixelともにうまくアプリをダウンロードできない!どうやら、App Store、Google Playともに、「日本版」のユーザーであるため、アメリカ限定で配信しているアプリをダウンロードできない仕組みになっているようだ。

実際には、地域を変更することも可能だそうだが、「1.ストアの残高を消費すること」「2.Apple Musicなどのメンバーシップを解約する必要があること」といった条件が提示され、うまくできなかった。

※ちなみに今回筆者は、参照リンクの“Apple Music など、定期購読しているものがあれば解約し、購読期間満了を待ってから国や地域を変更します。メンバーシップ、予約注文、iTunes でレンタルした映画、シーズンパスなどがある場合は、その期間や手続きが終了するまで待つ必要があります。”の部分でひっかかり、しっかりとこの内容を見ずにApple Musicを「無駄に」解約するハメになった…。解約してもすぐにApp Storeを変更できるワケではなかった。

残念に思いつつ、「Target」というスーパーで無難にお土産を購入することになった。

「せっかくアメリカに来たのだから、日本では体験できないサービスを使ってみよう!」という考えには、時としてアプリの壁が立ちはだかる。基本的に、日本版のApp Storeでダウンロードできるアプリの範囲でしか体験は難しい、ということは覚えておく必要がありそうだ。

App Store、Google Playの地域変更は、不可能ではないものの、結構難しい。

まぁ、Sam's Club NowはUberの運転手も「何ソレ」というくらい、大衆をターゲットにしていない店舗ではあったので、例外ではあるだろうが。

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田中しょーご
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