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【授業紹介】食の定量分析実験①✨

十文字学園女子大学 食品開発学科 学生編集部のルナです!

今回は「食の定量分析実験」の授業について紹介します!

1年前期では定性分析の実験を行いましたが、後期では定量分析の実験について学びました!

食品分析実験の中には、その食品に含まれる成分を正確に測るために、測定容器を恒量と呼ばれる一定になる重さまで求める試験があります。

そのため、このような実験系では正確性と慎重さが求められます!

今回は水分・灰分・脂質についての実験をご紹介します!

今回の実験では小麦粉のAとB、脱脂粉乳のAとBの試料を使い、それぞれの水分量を常圧加熱乾燥法と水分計で、灰分量を直接灰化法で正確に求めました!

灰分とは?                              食品を焼くことで残る灰のこと。食品の無機質量とされている。

試料の水分を求める為に常圧加熱乾燥法を用いました。

常圧加熱乾燥法とは、事前に乾燥させ恒量を行ったアルミカップに、試料をいれ乾燥→冷却を行い、一回目と最後の重量値の差から水分量を求めるものです。下記の画像は試料を水分計にかけてる様子です。水分計は比較する為に用いました。

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下記の画像は灰分量を調べるための実験を行っているところです。

直接灰分法の乾燥をさせる為にるつぼを入れる時の様子です。直接灰分法とは、るつぼと呼ばれる器具の中に試料を入れ、550℃のマッスル炉に2時間かけます。その後、1晩から1日かけて冷まし、秤量をする実験です。始めの量と最後に秤量した物の重量差を求めることで灰分量が分かります!

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脂質の実験では、レーゼ・ゴットリーブ法を用いて牛乳や生クリームの脂質含有量を調べました。

下記の画像はエバポレーターと呼ばれる装置を使っている様子です。この機械では抽出溶媒の入ったナスフラスコを湯溶上で溶媒を除去する装置です。この装置、くるくる回りながら湯浴するんです!👀✨

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エバポレータでは、始めに55℃で加熱しその後70℃で完全に溶媒を除去するまで行います。その後重量の測定を行い、試料の脂質含有量を調べました。

どちらも難しい実験ではありましたが、これからの実験に活かせる実験技術を身に着けることができました!^^

今回はここまでになります!次回もお楽しみに~! 

ここまで見て頂きありがとうございました!!

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