
平成30年度 特別区 衛生監視(衛生) 解答と解説
※注意
解答と解説のみになります。問題はご自身でご用意ください。
解答はあくまで一例です。
特別区人事委員会では本試験の解答を公表していません。また、内容についての質問を受けつけていないため、ここで解説している解答が試験で満点解答となるとは限りませんのでご理解ください。
問題1
(1)疫学に関する問題
解答
横断研究(A)
コホート研究(B)
生態学的研究(D)
症例対照研究(C)
解説
疫学研究には様々な方法がありますが、問題文には代表的な4つの方法が挙げられています。それぞれの方法を示す記述に当てはまる語を選ぶ問題です。
横断研究:ある一時点での疾病の有無と要因との関連を調べる方法。
コホート研究:過去にさかのぼって、ある疾病に罹患した者と罹患していない者の要因への曝露状況を比較する方法。
生態学的研究:地域単位での疾病と要因との関連を検討する方法。
症例対照研究:目的とする疾病に罹患していない者を要因への曝露群と非曝露群に分け、一定期間追跡して疾病の罹患率を比較する方法。
(2)BMIに関する問題
解答
① BMIとは、Body Mass Index(体格指数)の略称で、体重と身長の比率を計算して肥満度合いを測定する指標。BMIは、体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗で計算することができる。
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