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映画感想文:イニシエーション・ラブ

甘酸っぱい青春映画の最後にどんでん返しがありますよーっていうミステリ小説が原作の映画です。

私は、原作を読んでネタバレを知ってから映画をみました。
映画ならラスト5分、小説ならラスト2行、そこで全てが覆り答え合わせのために再度観直す(読み直す)ことになる・・・んですが、どんでん返しに至るまでの過程が地味にしんどいかも、な構成です。

つまりラストになるまでが全て伏線になるわけで、全力でべたべたな80年代のトレンディ・ドラマが展開されるわけです。(あまりドラマ詳しくないので、これがトレンディ・ドラマかも不明)

小説を読んでたので、結末はネタバレされており、興味は「これをどう映像化するのか」に尽きます。


映像表現ならではの演出で、小説だからこそ可能であったかのように思われていた伏線を見事に再現していたのは、お見事、の一言。
あと、あっちゃんにアイドルっぽい所作をさせるとやっぱり可愛いですね。

ただ、原作もそうなんですが、なんてことない恋愛の痴話話のみでミステリーに仕上げても腹八分めまでいかないなー

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