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ネクスト・イン・ファッション(Netflix)はファッション初心者でも楽しい

リアリティ番組はそんなストライクゾーンじゃないけど、とりあえず1話見てみるかーと思ったら結構ハマってしまい、さくっと全話視聴してしまいました。

ファッション業界はセンスがある人の世界と捉えられがちですが、この番組をみると「ファッションってこんなにわかりやすくて楽しいものなんだー!」と感じますね。
そう思ったポイントは以下の通り。

・わかりやすい
やっぱり、「なにがおしゃれかわからない」という気持ちが凡人をファッションから遠ざけていると思うんですよね。
番組内では毎回異なるテーマにあわせてデザイナーが服を作って優劣を競うのだけど、評価軸が「新しさ・コンセプト・仕立ての良さ」と明確にわかるのが良かったです。
コンセプトがあって、新しいデザインでもモデルが歩きにくかったらダメだし、仕立てが良くても他ブランドでみたことがあるデザインなら評価されません。

ちゃんと審査員が「あのデザインはあのブランドでみたことある」や「フリルなどのデティールが多すぎて肝心なところに目がいかない」など丁寧に説明してくれるので、何が良くなかったか追えるような構成になっています。

とにかく新しさはどのゲスト審査員も重視していて、これだけ世の中に服が溢れているのに、毎回オリジナルで新しいものを考えないといけないのは大変だよな・・とファッション業界の厳しさを垣間見た瞬間でもあります。

・前半のチーム戦と後半の個人戦で楽しさが変わる
前半はデザイナーがペアになってチームで競い合うんですが、チームワークや相性の良さが結果にもでてくるのが面白かったですね。
勝ち上がるチームは意見の不一致が少なく、お互いカバーしあっている印象でした。

例えば、アイディアは豊富だけど裁縫が苦手なアンジェロと時間管理に長けたチャールズのペアとか、スキルは高いけどイライラしがちなカーリーに上手く声がけしてサポートしてあげるダニエルのペアとか。
エンジェルとミンジュはいつもきゃっきゃっ仲良く観ていて楽しくなるペアでした。

後半は個人戦になるので、より一人ひとりのデザイナーの個性が楽しめます。逆に、今までペアで補い合ってた部分も一人でカバーしなければいけなくなるということ。
あとみんな勝ち残ってきただけあって、どのスタイルも素敵で選べないよー!となってきます。


あと、MC、審査員のコメントもポジティブなのでコンペ番組でありがちが辛口批評や否定的なワードがでてこないのも安心して観られるポイント。


作られる服もそうだし、MC、参加デザイナー、審査員含めみんなおしゃれで全話観終わったあとにはやたらボリューミーな肩のトップスとか、ハーネスとか着ても良い気がしてくるし、着たくなってきますね。

今までZARAとかで「???」となっていたものも買ってしまうかもしれません。し、やっぱり冒険できないかもしれない笑

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