大学院生が一番「忙しい?」学会のあれこれ①論文執筆
こんばんは。春菊です。
夏バテになってしまい、日中の暑さから逃れるべく昼夜逆転してしまいました。
院生にもなると授業があるわけでもなく、極端に言うと普段は週に一度のゼミに備えるのみです。随分暇だなーとか、思われるかもしれませんが、忙しさのレベルが時期により極端に違うことがその原因です。
ではいつが大変な時期なのか?
大学院生忙しい時期ランキング!(個人差はあると思いますが)
①論文の締め切り直前
②学会参加
③現地調査
今回は学会、主に①の論文について紹介します。
論文を書いて提出→査読が入ると適宜修正期間→学会へ参加して発表、というのが一連の流れで、このプロセスを積み重ねながら自分の論文を世の中に出していくことが研究生活では非常に大切です。
学会は分野により様々ですが、私は指導教員の先生が所属している3つの学会の学生会員となっています(年会費は自腹なので大変ですが、会員になると論文を出せたり、ネットで論文が読めたり、会報誌が届いたりします)。
たいてい掛け持ちしてますね。
学会により金額も待遇もアナログ具合も異なるので段々混乱してきます…笑
学会によって論文を集める時期が異なりますし、レベルも査読の有無など学会によってほんとに様々です。
研究の進捗に合わせて、大抵は「あ、この学会は時期がちょうど良いから出してみようかな」などというふうに決めます。もちろん先生に言われて相談の上決めるのですが。卒論を書いたあと、それを元に学会に出すというパターンも多いです。
学術論文として学会に発表して初めて、世の中に出したことになるのです。
論文締め切りの大体1ヶ月前から当日まではてんやわんやしてます。査読が通ると修正が入って戻ってきたりして、そうなると急に論文に集中しなければならない時期というものも発生します。
私の例で言うと、留学に行く直前に提出→査読が通る→留学中に修正しなければならないという事態が発生という誠にタイミングの悪い学会を経験しました(留学の話はまたどこかで書きます)。日本の内容なのにドイツで書くなんて…しかも日本にいる先生とLINEでデータをやり取りしながら(便利な世の中になったものです)。
論文を書く…ってイメージわかないかもしれませんが、作業内容としては決められた枚数に収まるように、背景から目的、結果・考察の流れで書いた文章や、地図や図表を組み込んで調整します。文章構成やデータのまとめはもちろんですが、図表を天地につけなければならなかったり、最後に枚数と合わなかったり、参考文献の数字がズレたりと、単純に集中力だったりパソコンのテクニックが必要になる場面も多いのです。慣れますけど、、時間がいくらあっても足りなかったりします(ギリギリにならないとやれない私も悪い)。
さて、、めでたく書き終えてしばらくするとCiNiiなんかで自分の名前を入れるとヒットします。ちょっと嬉しい。
書き終えたら全国のどこかの大学やなんかを会場にして行われる学会へ参加します。時には泊まらなければならない場所も…参加費も払わなければならないし、院生ってお金が…学会発表のことは次の記事で書きますね(*^^*)
以上、研究生活で重要な「論文を書いて学会へ出す」紹介でした!
#院生 #大学院生 #研究 #学会 #論文
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