0201 「ただいま」と言える場所をたくさん作りたい


命とは君たちが持っている時間である(日野原重明)
「命はなぜ見えないか。命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。」


暖かいうちにと思って、お昼の時間に埼玉から茅ヶ崎へ移動。一人暮らしはさみしいだろうと妹がプレゼントしてくれた大きな白い犬のぬいぐるみを両手に抱えて、西日が入りまくって眩しいガラガラの東海道線をゆったり帰りました。
道ゆく人からは二度見されました。

お母さんが持たせてくれたお菓子やらおかずやらで重い荷物をもって家を出る時、家族でおばあちゃんの家に遊びに行ったときの帰り支度の時間を思い出した。思い出したというより、映画のワンシーンみたいにそのときの情景が突然浮かんできた。

離れるのが寂しい気持ちと、そろそろ自分の場所に帰りたい気持ち。
まだ2ヶ月やそこらなのに、実家はやっぱり父母妹の3人が暮らす場所になっていたし、わたしにとっても「いつもの場所」はすでに新しい部屋になっていて、人間の適応力?に驚いた。

埼玉の実家ももちろん自分の居場所だと感じられるし「帰ってきたー!」と思うんだけど、なんていうんだろう、本拠地ではない、みたいなかんじなのかなあ笑

それはぜんぜんマイナスのことではなくて,新しい土地に自分の場所ができるのはすごく素敵なことだと思った。
思えば2週間だけプチ留学したオークランドも、移住のきっかけになった1ヶ月滞在した鎌倉も、そういう場所な気がする。

茅ヶ崎もいつか、今は住んでないけどいつでも帰って来れる場所、そういう場所になるのかな、なるといいなあ
限られた人生という時間の中で、自分にとってそういう場所がたくさんできたら幸せですね

今日の人、日野原さんの絵本「いのちのおはなし」は子供のころに読んだことがあって、じーんと心が熱くなったのを思い出した。なつかしい。今日はなんだかノスタルジックな日です



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