ズボラ母のいる家事シェア事情
最近5歳児の息子と家事をシェアするのにハマっています。
もちろんやってくれない日もあるけど、気分が乗ってる時だけでも手伝ってもらえると(主に精神的に)支えられるなあと感じています。
そんなことを友人に話していたら「どうやってやってるの?!」と話が広がったので記事にしてみました。
このnoteは、家事が苦手・嫌い・撲滅したいけど日々頑張っている人や、お子さんの家事参加に挑戦したい方向けに書いています。
家事・料理が苦手な人へ
私は家事・料理が大の苦手です。
洗濯機を回せば干し忘れて洗い直すこと最高4連続。
料理をすれば火を止め忘れてダメにしたフライパンは3本。
毎日自分のポンコツぶりを再確認しています。
そうはいっても洗濯物はなくならないし、毎朝お腹も減る。
ママコーチのふみさんに相談して、時短家電を取り入れてから1年になります。
時短家電は最高です。
我が家では電気圧力鍋・洗濯乾燥機・ブラーバ(自動床拭きロボ)を取り入れていますが、特に電気圧力鍋のおかげて火をかけたままお迎えに行けるところが最高です…!
自動化、楽できるところはとことん頼りながらも、100%は難しいので人出が必要な家事は「教育課程」としてなんとか組み込めないかを考えはじめました。
家事シェアを考えはじめた
私がそんなことを考えるようになったのは独身時代。新卒で地方に就職し、はじめての一人暮らしをしていた時期です。
はじめの2-3ヶ月は楽しくやっていたのですが、すぐに家事能力の低さを痛感することになります。
・お弁当に生魚を持ち込み昼間にレンジ調理したら異臭騒ぎに
・お弁当は諦めコンビニ弁当に
・朝ごはんも面倒になりコンビニ朝ごはんに
・スーパーで買った食品たちは使い所なく腐敗
家がコンビニの裏だったこともあり、完全にコンビニを台所にしていました。とにかく生活力が低かったんです。
そんな私が結婚・出産してしまったので、家事に関しては家を燃やしてしまうのではと、不安しかありませんでした。
「こんなことならもっと普段から家事やっておけばよかった」
何度も思ったかわかりません。この経験から、私は「自分の子どもには家事をさせよう」と固く決意しました。
遊ぶ息子をソファに転がりながら眺めて「いつからやってもらおうかな」とぼんやり考えていました。
息子、1歳半。掃除を覚える。
子どもってなんでこんなのが楽しいの?!みたいなことで遊びますよね。ティッシュ出したり、引き出し開けたり。
我が家の場合、
・キッチンに立っていると寄ってくる
・掃除機をかけていると寄ってくる
ことが多かったので、掃除と料理から少しずつ一緒にやってみることにしました。
掃除はマキタの掃除機なら1.5kgくらいなので1歳半でもできる。
流石に料理は怖いので、カプセルカッターなるものを見つけて、みじん切りをお願いしました。
参照:https://recolte-jp.com/products/capsule-cutter-bonne/
これなら手を切る心配&こぼす心配もなく1歳児でも美味しい玉ねぎのみじん切りができます。笑
実際に助かっているかというと微妙ですが、一緒に料理をしたり掃除をするって親も楽しい。一体感というか、達成感があります。
日常の様々を子どもナイズしてみる
超家事嫌いの私も、子どもと一緒にできると嫌な家事がちょっとしたイベントに。(1文で嫌を2回も使ってしまった)
これに味を占めた私は、日常のあらゆるものを「息子もできるか」を基準にしはじめました。
・タンスは息子も片付けられるような配置になっているか?
・息子もできる料理はなにか?
最近は、モニター周りの掃除をお願いしたら思いの外綺麗にしてくれたので、またお願いしたいと思います。
ブラシ付き掃除機はホコリがスッキリ取れるので気持ちいい!
ただ、お互い未熟なのでクオリティは二の次。
やってくれると「期待しない」
家事シェアについてよく聞くのが「自分がやった方が早いからついついやってしまう」「どうしても詰めが甘いから結局自分でやり直してしまう」というお話。
確かに、子どももやる家事はなかなか完璧とは言えないですよね。途中で投げ出すこともあるし、お皿を洗って貰えば、泡もご飯もついたまま。
結局仕事が増えたと思う人もいるかもしれません。
ただ、家事は仕事なのでしょうか?
家事シェアを提唱した三木智有さんが「家事シェアの目的は家事を楽にすることではなく、お互いが“なくてはならない存在”になること」とお話しされていました。
洗ってくれたお皿に泡がついてても、
手伝おうとしてくれたことが尊い!推せる!
家族として貢献したいという気持ちを盛大に受け入れ喜びたいですね。
やってくれなかったとしても
・とりあえず声はかける
・断られたら「残念」と感情は伝える
だけにして、やってくれなかったことに怒ることだけはしないようにしています。
怒れる、というのは「やってくれるだろう」という期待を裏切られた時に、反射的に出てくる感情だと思うのですが、そもそもその期待も勝手に自分がしているだけなんですよね。
だから声はかけるけど期待はしないようにしましょう。
ちなみに息子のお風呂洗いの打率は3割くらいなので参考までに。