阪大進学を振り返る。
先日見つけたネットニュースの記事にこんな言葉がありました。
この言葉を見た時に、確かに当時は何に役立つのかなんて分からなかったけれど、今振り返ると『やっててよかったと思うこと』ってあるなぁと思いました。
3歳から始まった英語学習
例えば、私の場合…3歳の頃から学び始めた英語学習がそうでした。
インターナショナルスクールを卒園し、小学生になってからも園に学びに行っていたのですが、当時の私には、英語を勉強して何に役立つのかもあまり分かっていませんでしたし、むしろ難易度が上がるにつれて英語を勉強するのが嫌になっていました。
でも、今振り返って思うのは、3歳から英語を学ばせてもらったことが
全部今に繋がっているな、ということです。
大阪大学に進学
私が大阪大学の外国語学部 ドイツ語専攻に進学したのは中学生の頃にスイスに行ったことがきっかけです。中学生1年生の時、大阪市の交流事業の一つとしてスイス派遣があることを知りました。
学校もらったプリントを母の元に持っていき、「これ応募したい!6人しか行かれへんから、選ばれへんかもやけど、受けるだけ受けてみたい!」と伝え、応募。
結果、合格通知を受け取り、中学2年生の夏、スイスに行きました。そこで出会ったホストファミリーがとても良い家族で、大好きになったんです。
だからこそ、彼らが日常会話で使うドイツ語を学んで、大好きなホストファミリーとドイツ語で話したい!と思いました。
大学を受験する際、どの大学を受けようか、どの学部に進もうか、悩みました。そんな時、大好きなホストファミリーがドイツ語を使うことを思い出し、国公立でドイツ語をバリバリ学べるところを探したところ、関西では阪大、ということで、阪大を目指すことにしました。
そもそもなんでスイス派遣に興味を持ったのか?
スイス行きに興味を持ったのは卒園したインターナショナルスクールの
オーストラリア短期語学学習プログラムに参加し、他国の人との交流の楽しさを体験したからなんです。
オーストラリアの短期語学学習プログラムは、英語学習のためというより、ただただ「海外に行ってみたい!」という気持ちだけで申し込みました。
小学生の頃は「もう英語の勉強したくない!」と駄々をこねていた私ですが、まさか自分がその後、積極的に国際交流事業に申し込むなんて思っていませんでしたし、大阪大学に進学するなんて想像もしていませんでした。
そう思うと、小さい頃から英語を学ばせてくれた両親には感謝の気持ちしかありません。
学んでいるその時は、何に繋がるのか分からないこともある
学んでいる時や何かに取り組んでいる時って、それが何に繋がるのか分からなくなることもあるかもしれません。
でも、振り返ってみると「あの時の経験や学びが役に立ったな〜」と思えることもあるのではないでしょうか?
人生に正解なんてないですし、何よりChatGPTなどAIの進化や科学技術の発展によって先行き不透明と言われている今、確実なものなんて一つもないのかな、とさえ思います。
実際、私自身時間とお金をかけて学びに行ったり、新たなチャレンジをしようとしたりしていますが、それらがどんな結果をもたらすのか見えていませんし、「自分の決断はベストなものなのか?」と悩んでしまうこともあります。
でも、「失敗したら失敗したで、まぁいいっか〜。失敗も経験や〜」と思っているので、それが何に繋がるのか分からなくても、『まずはやってみよう!チャレンジしよう!』と思っています。