【about TCFC Vol.2】Coming next decade
9/29に32歳になり、10/1でTOKYO CITY F.C.を運営する株式会社PLAYNEWにジョインして3ヶ月がたった。
選手たちの活躍のおかげで7月から始まった2020シーズンは6試合のリーグ戦を5試合終え、全勝で首位をキープしている。
1位で予選リーグを通過すると12月に隣ブロックの1位とホーム&アウェイで戦い、2試合合計で勝った方が東京都1部に来年昇格する。
CITYの選手たちは基本的に社会人として日中は仕事をしていて、平日夜2,3日と土日をクラブに捧げトレーニングしている。
選手たちは自分たちの意思でサッカーすることを選んでいるが、ストイックさと勝つための強い意思を心からリスペクトしている。
来年から徐々にプロ契約選手を増やして最短でJリーグまで駆け上がっていくと決意しているが、このアマチュアカテゴリーの時代を、整っていない環境の中戦ってくれた選手たちへの恩は忘れない。(とはいえ向こう数年も一緒に戦ってもらうが)
いつかクラブハウスや自分たちのスタジアムのヒストリーギャラリーに、歴史をスタートさせた誇りとして、デカデカと彼らの写真を飾る。
Jリーグまでの道のり
TOKYO CITY F.C.は現在J1から数えるとJ8に位置する東京都リーグ2部に所属している。
今年優勝すると来年は1部、そこからまた昇格すると次の年は関東2部、という具合に1年に1カテゴリーずつ昇格していく仕組みになっている。
毎年、リーグ戦を1試合でも落とすと昇格が厳しくなったりする。
Jリーグに参入するために、1年に1チームしか昇格できなくて、昇格するには1試合も落とせなくて、そのために今週末の試合に勝たなくちゃいけなくて、そのための今日の過ごし方が決まり、たった今すべきことがわかる。
そんな緊張感の中、向こう5-10年間を過ごすことになる。
なんて最高な30代だろう。運営としては勝つために稼ぐこと、環境を整えること、ファンを増やすためにクリエイティブで湧かせる取り組みを考え続ける。
"渋谷に超絶クールなJリーグクラブができたら"
このテーマの妄想は尽きない。どんなことが起きるか、起こせるか、永遠の酒の肴になる。(一切飲めないが)
そしてサッカーを愛する全ての人たちとこのテーマについて議論していきたいし、みんなに仲間になってほしい。ブラジル、ロシアのW杯現地観戦で体感している。みんな仲間。
さらにはJリーグに参入することは手段にすぎなくて、渋谷に存在するJクラブができることは無限大すぎる。爆速で海外も進出することになる。
向こう3年(関東1部まで)で3-5億円規模のクラブにして、渋谷を愛し愛されカテゴリーを駆け上がっていく。
スタジアムやホームグラウンド、アカデミーなど解決すべきポイントは多いけど、この3ヶ月間でこのターゲットを無理だと笑われたことは一度もないし、人生の貴重な30代を費やすのにこんなエキサイティングなことはない。
早速この半年、昇格決定のタイミングに合わせて大きなプロジェクトを発表する。(昇格する前提で進めている)
ファン作りより仲間作り
旅からサッカーに移籍し、好きなことしかしていないねと言われ、いかに恵まれた環境かを悟った。
いつも応援してくれる友達やクラブを応援、サポートしてくれる方達に今まで以上に感謝の気持ちを持って生きていきたい。
そして応援してくれるサポーター、ファンを作るよりも、彼らに仲間になってもらい、一緒にクラブの夢を背負ってもらいたい。
もっと大人になったとしても、一緒に青春していきたい。
妻と選手たちに、焼肉を奢らせてください!