【公開後記】浦和・繁田調教師、密着にて。
1/31(月)まで浦和競馬特設サイト『浦和競馬パーク』内にて限定公開となっていた浦和競馬所属・繁田健一調教師の密着動画がショコ壱番屋chでもご覧頂けるようになった。
これは2021年度の浦和競馬パーク内動画コンテンツ〝ショコ壱番屋3部作〟最後の動画である。
年度始めに【浦和競馬場とのストーリー】【騎手密着】【調教師密着】の3本でいく、ということは浦和競馬様との打合せにより決定していたことだが、〝どなたに密着させて頂くか〟については撮影日が近づいた時に再度打合せにて、となっていた。
天候不順による撮影延期もあり
繁田調教師にお願いする、と実際に決まってから少しだけ間が空き、実に待ち遠しかったことを覚えている。
(↓実はこの時ご本人にお会いして事前のヒアリングをさせて頂いていた)
皆さんもご存知の通り、この打合せよりもっと前にはシリーズ2作品目の【保園騎手密着】動画内でご登場頂いており、その時からストーリーとしても3作品目は繁田調教師が望ましいのでは、と薄ら感じていた。
浦和競馬の調教師、と聞いて真っ先に浮かぶのはおそらく東京2020メンコでお馴染み(?)の小久保調教師だろう。
全国リーディング常連で重賞インタビューでも粛々とお話される姿をよく拝見する。
現状、浦和所属の調教師、に限ればその小久保調教師からは少し勝鞍に差がある次位だが繁田調教師は浦和競馬を代表する調教師になる可能性をファンも期待し、そして望んでいるのではないだろうか。
そんな繁田調教師の密着の中で特に私の印象に残ったことは
『騎手から調教師になったメリット』について。
その解のひとつに挙げたのは『人脈』であった。
特に馬主との人脈は言わずもがなとても大事で
〝勝てる馬を揃える〟ことは調教師の重要な仕事だと明言された。
これはいち競馬ファンも私も容易に想像出来る答えではあった。
しかし、〝勝てる馬を揃える〟ことは結果を出し続けることで継続される。
人脈はとても大事な、だがあくまでもチャンスに過ぎず、我々には想像し難い戦いがきっとあり、密着が終わる頃には勝負の世界に生きてる方なんだとはっきり脳裏に刻まれていた。
動画でもお伝えの通りだが
繁田厩舎の雰囲気は本当に良かった。
チームとして機能している厩舎の姿があった。
そして最後に目標についてはっきりと答えてくれた。
『大きなレースに勝つことだ』と。
今はまだまだ試行錯誤の最中だと語っていたが
勝ちに拘ることを隠すことなく表現して下さった繁田厩舎が浦和競馬を、いや、地方競馬を代表する厩舎になることを心から応援し祈っている。
ショコP