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【真の先祖供養とは】

お盆が近づいて来ました。
みなさん、先祖供養していますか?

●そもそも先祖って?

先祖といえば、親の親の親の親の親の親の親・・・・・・・・・・・

ということは、

一番近い先祖は親です。

ところで、一体何人いるのでしょう?

34代さかのぼったら地球上の全人類の数になります。

80億超

その中にはいろんな人がいました。
それは、今生きている全人類の姿を見ればわかることです。

立派な人もいれば、人殺しや、泥棒もいたでしょう。
頭の良い人もいれば、そうでない人も。
温厚な人もいれば、怒りっぽい人も。

先祖だからって、尊敬できる人ばかりではありません!

それを無条件に拝んだり手を合わせたりするのはとんでもないことです!

何に向かって手を合わせているかよーく考えてください。

では、先祖を蔑ろにしてもいいということでしょうか?
→そうではありません


●先祖の恩とは

先祖に恩はないのでしょうか?
→恩はあります。

人間界に生んでくれた、
この一点のご恩です。

先祖の中のたった一人欠けただけでも
私が生まれることはありませんでした。

人間に生まれることができたのは先祖のおかげです。

せっかく人間に生まれても
自殺する人もいます。
そんな人は生まれて来たことを喜んでいません。
産んだ親を恨んでいます。
生きる意味を知らないからです。
なぜ生きるのか?

それは本当の幸せ、
絶対の幸福になることです。


●先祖供養の本当の意味

先祖はどういうものかわかったところで、

先祖は拝むような存在じゃないのなら
先祖供養はしなくてもいいのでしょうか?

そうではありません。

先祖といえば、親のことです。
供養は孝行、

先祖供養とは「親孝行」と言い換えることができます。

親が生きている人は親孝行を。
親がいない人は、親が子供に何を望んでいるか考えてみましょう。

子供の不幸を願う親は親ではありません。

子供に幸せになってもらいたいと願っているはずです。

あなたが親であるならば、子供に望むことは何でしょうか?

「正しく生きよ」
「幸せになってくれよ」

ではないでしょうか?



本当の幸せになるためには
仏教に説かれてある
絶対の幸福になること

人間に生まれて
仏教を聞ける身になり
絶対の幸福になったならば
それこそが、真の親孝行
先祖供養になるのです。

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