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不登校7年目、ゴールはどこなのか

1 中学初めての成績表

 一昨日、娘の中学校は前期終了、昨日はお祭り、明日から後期スタートである。娘は前期、思ったより苦戦した、というよりわたしが学校との対話に苦戦したのだ。
 娘は6月に、先生も友だちも教えてくれないから行けないといって、一人で外へでて気持ちを立て直しにでかけた。どうやらいつも話を聞いてくれている大人へ相談もしていたようだ。
 わたしも、学校が忙しのは仕事柄わかるが、学生証も6月でまだもらってないの?最初の週は言ってたし、5月は遅刻しながらも娘は踏ん張ってたのだが。
 ここでわたしは一瞬で学校への信頼がなくなり、対話をやめた。
 が、学校へもいかなくなり、今度こそと猛勉強していたのもパタリとやめて部屋に閉じこもる日々。だから電話で繋がっている仲間も困っていたようで。週に一度、どこかで会合をしている様子だった。
 それとは別に娘は友だちからかなーりのことを相談されていたが、誰にも言わずに、パパにだけ話して、乱暴な教師からその子を守っていたことをしり、それはその子の命もあぶないではないか。対話しないとならぬ。この休職中で動けないのに。
 が、7月の夏休み3日前。
 つまり、学校へはほぼいっていない。
 中間テストはいつでも受けられる体制にしてあると連絡があったが娘の言い分は「だって範囲も何にも教えてくれないのに受けれるわけないじゃん」と。ごもっともである。
 中学前期のケースは、忙しいのはわかるが、大事なことをことごとく娘には知らされていなかった。
 それでも別室ルームを使いたいと申し出たが、面談が必要といわれ、娘は「ならいい」と。
 だから成績表のこと、すっかり忘れていた。
 小学校は斜線、または単位ごとにテストが受けられたものには成績がついたり、娘の頑張りと可能性を汲み取って成績がついたりしていた。
 が、中学はどうするのか、すっかり忘れていた。
 結果は社会はなぜか2、他は1 である。って言ってないから当たり前だが。娘曰く、「社会の先生は優しいから」と。
 面談で担任の先生は「この評価では示すことがある魅力がたくさんありますね」といわれたようだ。まさに、ここが、現代の教育の抱える問題。
 
 で、わたしは、もう0点とったかと思えば100点とかの小学校生活だったので、どうでもいいや。楽しそうだしって思っている。
 かつ別室ルームの使用のためのルールを娘のケースで変えた可能性がある。だとしたら、このお嬢さん、え、ルール変えちゃうのか、、、

2 行かないだろう、2度と、、、が、、、

 さすが現代っ子、娘はグループラインにやたら誘われていま40以上あるらしく、夕方通知がなりっぱなしである。
 まずそこで気の合いそうな男子と夏休みは遊びに出かけていた。他のクラスの男子である。かつ、地域の方が常設の居場所をつくってここへきたら出席扱いにしてほしいと学校へ交渉しながら場所作りをしていたのに、娘は手伝っていた。
 だから、あ、ここで過ごすのかとおもっていたら、、、、

 グループラインで気が合う女の子と、カラオケにいき、意気投合し、二人でならいけそうだよねって話になって、二人でいくようになった。クラスは違うのだが。
 たいてい、そちらのお嬢さまも身支度に時間がかかり、娘の髪の毛のセットに2時間もかけるため、3時間目あたりからいくパターンが定着しつつある。ただ行った後、教室にいるのか別室ルームにいるのか、相談室にいるのかは不明。最初は別室ルームを使っていたが、「あそこなら教室でぼけっとしていたほうがいいかも」といいだし、教室で過ごしているようだし、休職h食べないで早退が多かったが、下校タイムが楽しいらしく;笑

3 何者じゃ?まじで

 昨日の中学校での3年ぶりのお祭りは、半分文化祭みたいなかんじだったらしいが、まぁ、朝からいっていろんな人と大騒ぎして、その後カラオケいってきたらしい。
 「めっちゃたのしかったー」とご帰宅であった。
 さらに、先輩とライン交換したけど、名前知らない、、、、って、、、
 娘は学校へ最も行っていないと思うが、一番友だち増やしたんじゃないかと思う。あの能力は、なんなんじゃ??
 「学校には遊びに行ってるから成績は別に」って言い出して。
 なるほど。楽しくて何よりなによりである。
 
 あの子が小学校に上がったばっかりの頃から不登校で、娘は逃げずに足掻いてあがいて高学年になり、増えてくる不登校の仲間を支えていた。その辺りから表情はよくなったが、今、最高な表情をしている。
 
 通信行くから、美容関係の仕事がいいかなといっている。
 どうぞ、お好きにしてください。
 で、さっき、「ママ、これ上手でしょ」とメイクしてたし。
 ってそのファンデーションどしたの?ってきいたら、「ママが使ってたBBクリーム」って。。。

 だから、成績はまったく気にしていないらしい。
 でも受験があること、いろんな進路があることは情報収集を勝手にしている。娘は必要だと思うと猛勉強しあっという間にできちゃうから、それこそ、好きにしてくだされってかんじだが、どんな大人になるのか、本当に心の底から楽しみでしかない。
 
 かつ、先生や学校の連続したまずさは、めっちゃくっちゃ怒っていたが、あの子は寛容さももっているため、どうやら「許す」にしたようだ。

 学校ん行くと、仲間がわーって囲むらしく、これをみた担任はポカーンとしていた。が、わたしは、そうやって散々つたえたでしょーーーーと、今さらなにを驚いているのじゃ?

 娘のところには「今日は学校いかなーい」とか「今日は塾やめとく」とかそういう連絡が入ってくる。違うクラスの子からも。
 ちなみに先日は違う中学校の子もまじって10人で遊んできたらしい。
 

4 そして、、、

 「ママ、わたしっていま、めちゃくちゃ青春してるよね」と。
 ですねぇ。帰りは廊下だかどっかで女子同士でおしゃべりして、帰りはマックによってお茶してきちゃうし。
 土日は大概予定が入っているし。実に忙しそうである。
 
 これって、もう、不登校っていうか、自分で行く日を決めてる、それは時間割と自分が疲れているかどうかで決めているように見える。
 
 で、来週、文化会館で合唱コンクールがあるらしくって。。。。
 我が子はそういう団体プレイは嫌いなのだが、合唱は練習は参加しているので当日出るかもしれない。が、わたしは今体が動かないし、ツレは娘は本来行くべき病院に行き状況を話薬をだしてもらっている。薬は眠りと起床のスイッチをいれるようなものが処方されている。
 だから、せっかくだし、行ってみたいけど。今のわたしはちょっと人が多いところはまずい状況にあるしなぁ。いっかな。ってかんじである。

 すっかり、早い親離れが始まりまったんだなぁと思うと、寂しいより、逞しい、すばらしいと思う。なぜならば低学年のとき、仕事行きたいのに、わたしから離れてくれないほどだったから。

 7年目に娘の頑張りが花開いたようだ。っていってもつぎの壁はまたやってくるだろう。でも、自分で乗り越える力はついたんだろうなと思って見守っていこうと思っている。

 

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