一旦ハマるとクセになるシュールな世界(ルパンの娘シーズン2)
私は最初のシリーズも見て、今回のシリーズも見ている。
前回は娘13歳が見たいと言っていて、つられて見た。
でも今回は私が見て、娘13歳は見てない。
この娘13歳はどこで情報を入れてくるのか流行りに敏感で、
鬼滅の刃は去年の年末に全巻揃えて(19巻ぐらいまでだったと思う)この春に全巻売った。ブームは去った。が、映画はきっちり押さえてた。
娘は今期は見てない。それを裏打ちするかのようにネットニュースで視聴率低迷と噂されているルパンの娘。
前回は私はつられて見たわけだけど、今回は率先して見てる。
もう一人で見てる。楽しみにして見てる。
4%台のその小さな数字の中に私がいます。
今回、第1話は面白いと思わなかった。参ったな、と思った。
前回からそれほど月日も経っていないはずだけど、こんなにガタガタだったかな?
結婚報道後のカズくんが幸せオーラが全開で、そしてそのオーラはハナによるものではない。
どのカットからも幸せオーラ。あのパツンパツンのほっぺたが憎らしくて両手の全指でつまみたくなる。
それが第2話、第3話、とくるうちに段々と癖になってしまった。
ほっぺたもだけど、ディテールが。
含み笑いしながらスタートボタンを押す。(録画で見ています。)
あの奇妙な世界観。セットの安っぽさ。セリフも展開も。
子役で出て来たアンちゃんも安い。歌い始めるミュージカル役者も安い。
安さ大放出。
だけどなんだ、じわじわと可笑しさがこみ上げてくる。
年かな?
一人コント「カズくん」「ハナ」、プーーーーッッッウフフフフフッフッフフ
・・・年だな。
それでね、それでね、ギャグが古いんだわ!
今日はもう40代全開で行くぜ!
どんちゃんがおばあちゃん役なんだけど、全体的に見て特にセリフが噛み合ってなかったところ、ここへ来てなかなかのツッコミ役に馴染んできた。
よくよく記憶を辿らないと思い出せないぐらい骨董品の昭和ネタでツッコんでくる。
次から次へと訪れるピンチに、こんなチープな展開がまだあったんだ!って感動し、さらにチープな展開がまだまだ出てくることに驚きとワクワクが止まらない。演劇の型という型(古い。)を出し惜しみなく見せてくれる。
橋本環奈ちゃんの探偵ファッションもガチガチのあるある、コスプレの域。
セリフも動きもギャグとして見始めたらもう面白すぎる。
顔は当然めちゃくちゃ可愛い。全身が可愛い。なのにショートパンツにブーツなんてズルすぎる。
可愛いといえばハナも可愛いし、ママも綺麗で、おばあちゃんがいる場面ではどこにいるかを常に確認してしまうんだ。
お兄ちゃんはモデルだしパパはアコムだし、
ハウルのカルシファー声の執事は誰だっけと思ったら我修院達也、って若人あきらさんだったんだ。
行方不明の末に記憶喪失で発見って、当時のワイドショーを思い出す。
テレビ版「Lの一族」でハナを演じる霊長類最強女子の強さにウケ、ワタルお兄ちゃんのオープニング泥棒衣装がさすがモデルさんだけあって美しくセクシーでガン見、深田恭子ちゃんの「う」行の発声、パパとママのラブラブ、カズくんの元上司・現部下の顔、と癖のある要素がこれでもかと盛り込まれて、さらに次々と投入される。
このあと田中みな実様がご登場されるなんて、目が喜びすぎます。
色々思い出しただけでドキドキして鼻の穴が膨らみます。
5話がめちゃめちゃ楽しみ。今期、ルパンの娘にハマっています。
書くことで何かできるのか、それとも何にもならないのかわからないで続けてきたけど、きっとこれからも書き続けます。もしよかったらサポートよろしくお願いいたします。