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なぜ私たちは愛されてないことを証明しようとするのだろう

いいえ私は愛されていない

愛されて然るべきなのに

愛されていない

その証拠を探しまくるのはなぜ?

愛されていないと言って、いいえ愛していると言われたい

これだけ愛していると言われたい

証明されたい

だから愛されていないことの証拠を集めたい

全部全部清算したい

だけど愛されていない証拠は後から後から生成される

だからいつまで経っても清算は終わらないのに

愛されていない証拠を集め続ける

苦しみのプールに浸かり続ける

太陽のあたたかさを感じたいがために。

愛されていても、愛されていなくても、関係なくなって

ただ自分の人生を愛おしむなら

愛そのものになる

無償の愛は湿り気がない

どんなお前でもいいけどそれでいいのか、と

お前の尊さを知れと

世界にたった一つのお前のことを世界に残せよと

たとえ忘れられても、目の前からいなくなっても(それは自分かも知れない)

この人生には意味があったと

ほんの最後にでも思えたら

愛されていようが愛されてなかろうが

愛されていたことを、知る

愛されていない証明をし続けることはストーリーの始まり

愛されていたことを知るのがストーリーの終わり

始まって、終わって、また始まる

愛されていたことを知るのがエンディングならば

そこまでの成り行きはどっちでもいい


書くことで何かできるのか、それとも何にもならないのかわからないで続けてきたけど、きっとこれからも書き続けます。もしよかったらサポートよろしくお願いいたします。