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マイストーリー④ 2人目出産、夫単身赴任、完全ワンオペになった私

自分の家を、ママと子供、家族一人一人にとって

「自分はありのままで愛される大切な存在」

と心から安心できる場所にしたい。

どうやって私がここにたどり着いたかを綴っています。

マイストーリー①~③はこちら↓
マイストーリー①淋しい幼少期と4校通った小学校時代
マイストーリー②単身渡米、住居の道へ
マイストーリー③ 結婚、小さな新居でみつけたもの

*

息子が1歳9か月の時、
私たちは、新しい家に引っ越した。

そのマンションでは、一番面積の小さい部屋。
65㎡のコンパクトな3LDK。

新生活が落ち着いた頃、私は2人目となる娘を妊娠した。

夫は、深夜残業や休日出勤が多く
私はほぼワンオペ状態。

暑い夏をのりこえて、無事に娘が産まれてきてくれた。

ワンオペ状態のまま
2歳半息子と0歳娘の2人育児がはじまった。

「息子が赤ちゃんの時は、
1歳をすぎた頃から少し楽になってきたから
娘が1歳になるまでがんばるんだ」

娘の夜中の授乳も、離乳食も
息子のトイレトレーニングも、イヤイヤ期も。

そう信じて、がんばった。

息子が幼稚園に入園して慣れた頃、
娘はもうすぐ1歳になろうとしていた。

待ちに待った1歳。
これからは、少し落ち着いて生活できるかな?

夫の転勤が告げられたのは、私がそうほっとしていた時。
異動日の12日前だった。

夫は、帰宅が深夜12時~3時頃で
普段からコミュニケーションが十分とれていない。

十分というか、全然とれていない。

そんななか夫は、東京での仕事の引継ぎと
単身での引っ越しでバタバタ。

私と子供たちは、一緒に引っ越すの?
買ったばかりのこの家はどうするの?
私一人で決められることじゃないよね?

何も話せないまま、夫は異動先へ引っ越した。

そもそも、
夫は自分の異動にいっぱいいっぱいで
私たち家族のことを考えていないようにみえた。

私は、それに苛立った。悲しかった。

*

こうして、私は完全ワンオペになった。

なんとか一人で生活をまわすんだけど、
常にイライラしてるせいか
1歳になったばかりの娘の夜泣きが激しくなった。

夜中1時間半おきにおきて、早朝4~5時頃に覚醒する。

体も心も壊れそうで、夜中泣いてる娘に怒鳴ったこともあった。

いつもいつもイライラしていた。
体は疲労マックスで、頭は常にぼーっとしていた。

子供たちと自分の生命を維持するのに必死だった。

私は、夫がうらやましかった。

一人でゆっくりごはんを食べられることが
一人でトイレにはいれることが
一人でゆっくり過ごせることが
一人で眠れることが

この何ひとつも満たされていないことが
どれだけつらいか。

それを、あなたは知らないでしょう?

誰も、誰も私を助けてくれない。

「なんで私ばっかりが大変なの!」

そんなことばかり頭をぐるぐるしていた。

眠れないことが辛くて、何もうまく考えられなかった。

マイストーリー⑤ ボロボロのワンオペ生活、葛藤を抱えた私がはじめたことに続きます。


読んでいただき、ありがとうございます! ワンオペ育児生活で試行錯誤してきた〈暮らしの工夫〉と〈子供との日常〉を綴っています。 サポートを頂けると、とっても励みになります。暮らしをまわすのに四苦八苦しているママパパさんのサポートをしていく為の準備に使わせて頂きます!