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グラフィックデザイナーになったのは27歳からです

グラフィックデザイナーで30代となると、
一般的に、10年以上のキャリアをイメージされがちです。

なので34歳である私のデザインキャリアは5年であり、
フリーランス目指していいのか、最初は自信皆無でした…

しかし、ネットの世界では1年の経験でもフリーランスになって稼いでいる方をココナラで見たことがあるので、凄いと思いました。
やはり実力の世界なんだなと。

幅広いスキルでアピール

私にできるベストな戦略として、
グラフィックデザイン以外でも幅広く経験を積んでいることをアピールしていました。

Webデザイン・コーディング・マーケティング・動画編集・Canva・ブログ・ライティング・キャッチコピー・WordPress・デジタル一眼レフでの写真撮影・英語留学・イラスト・事務以外の職種etc…

経験が浅い分野1つ単体としてはあまり大したことはないけれど、
求職活動していた頃は、面接官が興味を惹くスキルがあればそこを重点的にアピって心掴んでいました。

なのでデザインの経験に自信が無くても他の経験で補えるので問題無しです。
後から得意なものを極めていけばOK!


大学卒業後にデザインの専門学校に通いました


私は大学を卒業してから就職していましたが、
その後、グラフィックデザイナーを目指し、
デザインの専門学校に2年間通いました。

27歳になって初めてグラフィックデザイナーになりました。

夜間部だったので様々な年齢の方がいましたが、
私は上から2番目の年齢でした。(当時25歳)
18~26歳と幅は広かったですね。

今ではオンラインスクールで手軽に短期間でグラフィックデザインを学ぶことができますが、
当時は専門学校に行き直すことが主流でした。

グラフィックデザイナー未経験の就職は厳しかった


グラフィックデザイナーの未経験の就職はかなり厳しかったですね。
書類選考90%通らないことは当たり前でした。

未経験から抜け出すために、どこかに潜って実績が欲しかったので、
どれだけ条件悪くても手あたり次第受けまくりました。
・最低賃金の交通費無しのアルバイト
・とりあえず1割はIllustrator触れる派遣(残り9割は事務)
・Illustratorを使って文字の加工する短期バイト(2ヵ月)

「1年はどこでもいいから潜れ!」の根性でした。


未経験で一番最初に好きなデザインの仕事で働けました

グラフィックデザイナー未経験の就職活動、
難航しまくったけど3ヶ月ほど頑張ったら決まりました。

なんと、
一番興味のあったパッケージデザインの仕事に採用されました!

たくさんの経験が積めて、
「こんなに仕事が楽しいの生まれて初めて!」と感動しました!

その後は、デザイン事務所など幅広くデザインの経験をしてきました。


デザイン経験は、年数ではなく濃度


5年のキャリアは初心者ではないけれど、10年以上には劣るイメージ。
でも年数より何をしてきたかの濃度だと思うんですね。

毎日同じ業務をして10年より、
常に新しいことを学び、アウトプットをしまくる5年の方が濃度が高い。

さらに、
10年以上のベテランから教えをいただくことが経験上、効率よく成長できました。

ココナラでのポートフォリオの添削など、
厳しい現実を突きつけられるアドバイスが多かったけれど、
もし聞いていなければ今ほど成長していなかったでしょう。

10年以上現役で稼いでいるデザイナーにはしっかりと高い実力を感じます。
もちろん経験が浅い方でも才能溢れていたり、デザインの見せ方のコツを早く習得できる方も多いです。

他にもYoutubeでグラフィックデザイナーの動画をみてタメになりました。
ぱちぱちデザインが特に参考になりました。

他にもデザイン史・美術史の本も参考になります。
歴史は繰り返すって言いますしね。

世の中、年数や数字など目に見えることで評価されることが多いですが、
年数にこだわるよりもデザイン本体の実力を重視していきたいですね!
(もちろんコミュ力も大事ですが、よっぽど得意でなければ人並み程度できればOKだと思います)

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