生活探検大図鑑
子供のころ両親が買ってくれた本。今は実家の本棚に眠っている。小学校に入る前から10歳ごろまでが一番出動回数が多かったような気がする。
このコロナ騒動で、大人も子供も外出できず、どうやって家で楽しく過ごすか、暇をつぶすかが大きな話題となっている。ネット上も色々なアイデアで盛り上がっている。
私が子供のころはインターネットが今ほど普及していなかった。テレビゲームも無く、習い事も週に一度スイミングスクールに行くだけだった。家の庭、近所の公園と桜並木の3か所ローテだと、遊ぶことが仕事の子供でもさすがに退屈する。
そんな時にこの「生活探検大図鑑」を出してきて、やってみたいことを探して母に付き合ってくれとお願いしていた。夏休みの宿題でも活躍する。
記憶にあるものだと、
・草木染
・牛乳パックで紙をつくる
・カレーとチャパティを作る
・うどんを作る
・アイスクリームをつくる
特に草木染は楽しかった。玉ねぎの皮とミョウバンを使って輪ゴムで模様を付けて染めるのだけれど、布を液体でざぶざぶする感じが特別感満載だった。
それを最近思い出して、染粉を買って着古した白シャツを水色に染めてみたらいい感じになった。今でも家でひとりでごそごそ手を動かしているのはは子供のころ家でやっていたちょっとしたイベントの思い出があるからかもしれない。
家に小麦粉があればうどんを麺から作ってみてはいかがでしょうか。こねこね作業は楽しいですよ。パン作りより簡単です。
『生活探検大図鑑』:小学館:1994年出版