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知ってる店員さん【2024.4.26 推し活の話】

これを書き出した時点で、きょうは推しの女性フォロワーさんが出演されるイベントがあって、そこへ事前予約した上で向かっているところです。
これほど書き出しが難しい推し活の振り返り記事は初めて書くんじゃないかな。


元々精神年齢も幼ければ社会経験もそんなにないし、世間知らずなだけあって推し活自体を社会勉強として捉えているところもなくはない。ただ今回はいつになく緊張しているし、もうここまで4日間くらい語彙力がない。何があっても世の中の勉強になりそうだなと思いつつ、なんというかうまいこと気持ちの整理がつかないまま現地へと向かっている。

この項を書いている時点で私は行きの電車に乗っている。もう開場時間は過ぎているので同時入場とはいかなかったが、今回はいろいろと現実感がない。おそらく投稿時点のPost経由でご本人も読まれるはずなのでなるべく失礼のないように書きたいと思いつつ、私が現地で喋ってきたことを後で書こうとしても私の記憶から飛びがちなのは否めないし、それでも後から記事をボツにするなどもってのほか。書ける範囲内で書くという精神性は変わらないが、今回はほぼ校正せず書いていく。

とりあえず電車を降りて現地に向かう。Googleマップで場所を改めて確認し、頻繁に来ることこそないものの、明らかに知っている風景を眺めながら知っている道を歩く。といってもおそらくすぐ着くので自分の緊張に踏ん切りをつけようとするも、たった今すれ違った人は『あぁ〜仕事続かないんだろうなぁ…』と言っていた。
退職が決まった私に将来の姿を被せるのは、今だけでもどうかやめておくれ。
そこだけ現実感を出すな。笑

当初の予定より10分ほど早着した私は、マウスウォッシュのスプレーで謎の気合を入れてからノイズキャンセリングイヤホンを外し、noteのアプリを閉じてスマホをポケットにしまってから、会場であるお店に入っていった。


*現地での様子は、帰宅後に記憶をたどりつつ書ける範囲だけ書いてみるものとする。()内は心の声ということにしておいてほしい。

入店。
(いきなり知ってる店員さんいるーーー!?!?)

お店は初めてのはずなのに、知ってる服装の、知ってるスタッフさんがいる。
まぁね、それはそう。
どこからどう見ても…推しである。

フードメニューを悩みまくる私に対し、『めっちゃ震えてる〜!』と声をかけてイジってくるスタッフさん(推し)。
(そりゃそうでしょうよ…。さすがのイジりだな)
ひとまずお店のおすすめメニューを教えてもらえたので、無事にメニューを選ぶことができた。

(んで、きょうは現世なんだけど、あれ…?どっか別のお店で、推しと似たような人にフードメニューを数分迷ってから注文した記憶がある。何故だろう。確か異世界…とか言ってたっけ?あの時)

そんなことが頭をよぎりつつ、少しだけ冷静になって支払いを済ます。
チケット代(入場料)に1,000円分のフード代が含まれており、飲み物だけ追加料金という感じ。食べ物はクランペットとコーヒーゼリー、飲み物はスタッフさん(推し)のおすすめだったベリーソーダを選んだ。

それで座席に案内されたわけだが、案内してくれた推しに最前列を勧められ、『私こっち側だよ〜』と言われた。
推しが早速、私の脳内をバグらせに来ている。
(なるほど、出番の時にこっちだと近いってことか。あの、なんというか、きょうすっげーダイレクトだな…さすがお姉さんだ。初の最前列。あぁ、あたまがおいつかない………)

推しの予約特典ということで、まずは記念の写真撮影からスタート。
(私が震えていたので2回撮り直しになったわけだが、1回目は少しわかるとして、2回目もそんなに震えてたかな…?)
ここまでくるともはや自覚がなかったが最終的に良い表情で撮ることができたので何より。撮ったデータがXのDMで送られてきたが、脳内が追いつかないので終演後に開いた。ビジュが良すぎる。
今回は「直視できなさそう」という理由で先日購入していたユニクロのサングラス…というかブルーライトカット機能付きの丸メガネを推し活では初出し。推しのビジュはきょうもすっごく良いが、自分もいつになくビジュが良い気がした。

まだ開演まで少し時間があったので推しと話しつつ、先ほど注文したベリーソーダを少しずつ大事に飲みながら出来立てのクランペットをいただいた。美味しい。早く来れて良かった。そして早速会話でボロが出てくる(というか、ボロを出させられた格好だ)。推しからさすがとしか言いようがないほどめちゃくちゃイジられる。最年少ファンというイジりは既に持ちネタレベルだ。でもこれで良い、これが良い、楽しいから。既に最高。

さて、開演。
なるべく真剣に観るモードにしたかったので、慌て気味にマスクを着用。最初の演目は推しともう1人の演者さんによる朗読劇だった。
これは推しが原作を書いていて…ってちょっとすごい話だけども本当のこと。途中で本人作だということを急に思い出し、かなり「ゾワァ…」とした。これしか言えないのが何とももどかしいが、だいぶにやけてしまっていてマスクからの蒸気でメガネが曇りまくった。

朗読劇が終わってから「ワァ…目の前で観たんだ…」という現実を受けきれないまま次の演目、映画の短縮版一人芝居。途中で通行人役として私がアドリブ演技をすることになり、道を尋ねられるも『通りすがりなのでわからない』と返答。その後の私とのやり取りが面白かったのか、推し含め皆さんが笑ってくれたので良かった。間接視野で推しが近くで座って観ているのをなんとなく把握していたけど、だいぶ笑っていて。なんというか…とっても良きだった。

終演後、出来立てのコーヒーゼリーをいただく。これも美味しい。そして物販としてチェキ代を払い、推しとの2ショットを撮ってもらった。さすがにいい加減慣れたいところだが、今回も慣れず。いつになったら撮影に慣れるのだろうか。推しから現像したチェキとともにモチモチしたシールもいただき、大事に推し活用ファイルへとしまう。会話がタメ口でいいのかわからなくなって思わず聞くほど脳内がバグっていた。タメ口で良かったらしいが、それだけ推しにいろいろと把握されて、バグらされている。やっぱりバレてるなぁ。
さてこれは余談だが、今回朗読劇をやっていたお2人はめちゃくちゃエモい関係性があるとのことで、詳細は差し控えるがとても心温まるエピソードが聞けた。私は推しがエモい感じになっている様子がとても好きなので、それをリアルタイムで味わえて嬉しかった。
おかげさまで、退店まで楽しく過ごすことができた。とても、とても貴重な体験をしたと思う。


帰りの電車に乗った。
やっぱり現実感がない。不思議だ。
でも実際会って話したのは間違いないし、飲食もしたし、肝心の演目も観ている。
なんなら推しに勧められた最前列で。


家に帰ってきた。まだ現実感がないけれど、持ち帰ってきた物販や予約特典には間違いなく身に覚えがあるし、記憶も残っている。不思議だ。
自分で感想を書いてXに投稿できているのだから現地には行っているし、帰ってきてもいる。
うーん、どう振り返って考えても不思議だ。


家に帰ってきてから数時間が経ち、入店から退店までを書き終え、もう深夜1時半過ぎになります。
ようやく日本語が頭の中に戻ってきて落ち着いてきた感じも少しします。執筆途中で鼻血が出て笑ってしまったんだけど一体なんだったんだろう。

でもまだ脳内がぐるぐるする。現実なんだよな?
あー、わからん。
現実?あー。
んー、あ゜ー?
…この様子だとまだ日本語は戻ってきてなさそうで、先が思いやられますね。笑

この執筆の合間に推しが何度も面白い投稿を連発していて、全て目を通しました。相当機嫌が良さそうだし楽しそうで、精神衛生的にもかなり良いです。
エモは伝染するし、楽しいも伝染するんだな〜。
ハッピーハッピーハッピー。

ちなみに私ですが、家帰ってきてから3回くらい情緒がバグって泣きそうになったりならなかったりしております。
エモの大量摂取は一気に楽しくなるからこそ感情がぐるぐるしてわかんなくなるけど、結果として「楽しかった」が残るからすごくメンタルに良い。
単純な話、自分を知っている人がイジってくれるのは推しだけでなく友人や知人でもシンプルに嬉しいです。普段どちらかといえば他人をイジる側なのでイジられ慣れてはいないですが、やっぱり嬉しいものですね。

実際にお会いすれば1人の人間なんだけれども抱えているタスクは常に11人分くらいありそうなので、最近推しのことを考えるたびにいつもすごいなぁ〜と思っています。「脳のメモリー増設してそう」というパワーワードでしか表現できない何かがある感じ、というか。いやもう少しベタ褒めしたいところがたくさんあるんですけど、それだともう読みづらくなってしまうので個人的に送りたいと思います。

人が楽しそうにしてる光景、なんか良いですよね。
これからも自分のペースで推し活をしつつ、自分の日常を彩っていきたいです。いつもありがとう。

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