#福島開幕3000人 を終えて
1,520人でした。いろいろやってきたつもりですが、全然足りなかったということでした。「この天気じゃなければ」と、たくさんのフォローをいただいて、お気遣いありがたい限りです。
が、僕はだいぶひねくれているので、雪が降らず晴天で暖かければ3,000人に満ちていたかと考えれば、申し訳ないのですが個人的にとてもそうは思えないのです。
そもそも開幕3,000人というのは、天候等に関係なく達成したい目標でした。つまりこれは、単純に僕の力不足でしかありません。
力不足というのは、まず全力でやった、これ以上はない、と言い切れないこと。実はもっとやりたいことたくさんあったんです。
例えば、沼津サポさんたちの恒例行事を乗っけて市内のライバーさんたちに企画かけるとか、金谷川のアパート群に学生向けの情報を載せたチラシをポスティングするとか、
いもくり佐太郎さんが仙台に行ったときにベガサポへ向けた配布物をお願いするとか、新規向けに精度が高く情報を取得しやすいスマホ対応ホームページ作って公開するとか、
コンビニへポスター依頼ついでに「ここでチケット買えます!」POP設置するとか、22日にあった日本代表戦の合同観戦企画をするとか。
頭の中の構想はいっぱいあったんですけど、実際には自分の時間がもっとあったにも関わらず、それの一部にしか着手しなかったという事実があります。
それに加えて、今回、他の人を巻き込んでやるという発想と勇気がなかった(後述しますが、1人でやる前提だった)のも、届かなかった要素のひとつだと思いました。
本気でやると言いつつ、結果的に完全に本気ではなかったんでしょ?と、自分で自分に説教しつつ、ひとまず1,520という数字を受け止めることにします。
それはさておき、今回のこのキャンペーンは今から約60日前に始まり、最初に投稿をしたときは「まぁ誰も乗っかって来なかったら1人でやれるとこまでやろう」程度にしか思ってませんでした。
ところが、実際に始まってみると、いつのまにか僕の知らないとこまで数多くの方が関わってくれて、賛同してくれる仲間がこんなにもたくさんいることがわかりました。
ある人は「こんなメディアあるらしいよ」と情報を仕入れてくれて。ある人は「知り合い何人も連れていくよ」と報告してくれて。
ある人は、欠かさず広報活動に来てくれて。ある人は、市内の商店へポスター掲示依頼で奔走してくれて。ある人は、何時間もかかる遠方から実際に駆けつけてくれて。
みなさんには感謝申し上げたい...というよりも、単純に心から嬉しくて、これからももっともっとやっていこう、やっていきたい、という想いでいっぱいになりました。
数日もすると、今度は選手が“勝手に”ハッシュタグを付けてSNSへ記事を投稿しはじめたり、終いに今日には茂木さんが引退セレモニーでまさかそのことを口に発したり、想像をはるかに超えた展開となったことに驚きました。
だからこそなお、1,520人という結果は残念でした。チームも0-1で負けました。これまた残念な結果でした。
今日も、スタンドからは何度も何度も「前にパスを出せ!」「もっと(ドリブルで)持っていけ!」「そこでシュート撃て!」という声が飛び交いました。
ご尤もだと思いました。どんなに後ろでパスを繋いでも、ゴールに迫らなければ得点は生まれないし、得点が生まれなければ勝利もありません。それがフットボールです。
でもそれはきっと、サポーターも同じだと思うんです。集客目標というゴールに対して、チャレンジし続けられるかどうか。
結果はなかなか出なくとも、仕掛ける姿勢を持ち続けていれば、絶対何かが起きます。その姿勢は絶対に誰かを魅了します。
だからこそ、今回のことを続けていきたいと思います。続けていきたいし、足りない部分は足していきたいんです。
力を貸してほしいなんてわがままは言いません。同じ目標を持てたあなた。あなたの力が、まだまだこのクラブに必要です。どうか、その力をこれからも発揮してください。
よろしくお願いします。