【公式】マンガ動画専科受講を迷っている方へ。そして僕がこの講座にかける思い
こんにちは。マンガ動画専科講師のしょーきです。
僕が今やっているオンラインスクール『コルクラボマンガ動画専科』ですが、結構いろんなところで、「なんでやってるの?」とか「誰が受講の対象者なの?」とか、「実際どんなことやっているの?」といった話をよく聞かれるので、いただいた質問に答える形で、具体的に専科の中身をブログにしておこうと思います。
1−1そもそもマンガ動画専科とは何か?
マンガ動画クリエイターを育成するオンラインスクールです。漫画家の育成学校と間違われやすいのですが、絵やイラストを書くことができなくても参加できます。(僕も描けません。)
動画教材を販売して終わり、という動画制作スキルを身につける教材はたくさんありますが、僕らはそこに価値を置いていません。
もはやそんな情報商材っぽいオンライン講座はダメだと思っています。
それはなぜかというと、情報は全てYouTubeやウェブ上で手に入れることができるからです。
では、独学で全ての情報が手に入るこの時代にわざわざオンラインスクールをやっているのはなぜなのか?ということですが、同じレベルの動画編集者と切磋琢磨して成長していけるコミュニティに価値があると考えているからです。
同じ時期に、同じスタートラインに立ち、教えあえる学校の同級生みたいな存在は大人になると特にいなくなります。
言うならば、『あの人が頑張っているから自分も頑張ろう!』と思える環境を作り出しています。
実際にこの環境があったことで、100日くらい継続してTwitterに動画を上げ続けたという受講生も2名ほどいました。(本当にすごい・・・)
マンガ動画専科では、コミュニティ内で定期的に『もくもく回』という、みんなで教え合いをする回をオンラインZoomで開いたり、なんでも相談室というSlackグループを作り、そこでいつでもみんなに質問できる場所を作っています。
※実際のSlackグループはこんな感じ
モン班という謎にみんなでAmong usというアプリゲームをやったり、好きなゲームについて語り合う的なチャンネルも後々からできました。笑
また、初心者の方が離脱しないように最初に合計15回分ほどのオンライン動画が収録されたサブテキストを無料で配布し、予習教材として使ってもらったり、最初に見ておくと良いYouTubeのチュートリアルなど、僕が実際にゼロから動画クリエイターになるときに参考にしていたサイトやYouTubeを厳選して受講生に伝えたりしています。
1−2 課題について
ちゃんと基礎的な動画制作スキルをつけていただくために、課題は合計4回ほど出していただきます。スパンは大体1分〜2分程度の動画を2週間かけて制作して行きます。最終課題のみ、約1ヶ月ほどかけて自分が今できる最大限の編集・演出・企画スキルを使って制作してもらいます。
課題は、『コルクスタジオ所属の作家さんの作品を動画化する』というものです。前期は鈴木おさむさん原作のティラノ部長、お化けと風鈴、やじまけんじさんの猫のおふくちゃん、石川善樹さんとワタベヒツジさんの幸せの重心など、企画から演出、作画まで相当に作り込まれたマンガを動画化して行きました。
正直、これから有名になっていく可能性のある作品の認知拡大が、受講生の作った動画作品によってなされていくと考えると、それだけで僕は嬉しくなります。
作った動画作品をTwitterで公開することも可能で、作者の方からコメントやRTをいただくことも結構ありました。
※受講生の作った動画作品の一部を掲載しておきます。
1−3 課題に対してのフィードバック
みなさんから提出された課題は、運営側がチェックして一人一人に対してSlackでフィードバックしていきます。
一部の受講生からは、『フィードバックがとても丁寧で誰も置いていかない姿勢だったからこそ頑張れた』などと言う声もいただいていて、恐縮ですが好評でした。
※実際のフィードバックイメージ(最終課題で非常に優秀な方だったので、ほぼ直すべきところを言えなかったけど。笑)
本気でアウトプットしてくれている動画に対しては、毎回僕も本気で返していました。そこに受講生が気づいてくれて、もっとやろうと思ってくれたのかもしれませんね。
1−3 マンガ動画制作に必要なパソコンのスペック
よく質問で「パソコンのスペックについて不安」と言う方がいるためここでお答えしておきます。
まず推奨スペックを記載します。
▼『マンガ動画専科』受講にあたってのパソコンスペック(推奨)
===========
OS:Windows、MacどちらでもOK
CPU:Core i5以上
メモリ:8GB以上(できれば16GB)
SSD/HDD:特に指定なし(空き容量50GBほどあればOK)
ディスプレイサイズ:特に指定なし
===========
正直、マンガ動画の編集に限って言うと、そこまで重たい作業をするわけではないので、上記推奨スペックよりも性能がなかったとしても作業はできるとは思います。(ただ、動作は重くはなると思うので予算と相談です。。)
将来も動画クリエイターとしてマンガ動画以外も編集して行きたい!と言う方であれば、上記の推奨スペックほどのものは用意したほうがいいと思います。
1−5 本当に3ヶ月でゼロからマンガ動画制作ができるようになるのか?
結論、なります。受講生のうち、After Effectsを触ったことがない人がおそらく8割くらいはいたと思いますが、最終的に課題を出してくれていた受講生はみんな動画制作ができるようになりました。
僕も最初は、動画制作やマンガ動画制作って難しいんじゃないのか?と思っていたのですが、よく調べてみると、基礎的な編集スキルを駆使すればできるようになるものがほとんどなのです。
おそらく半分くらいの人が下記動画で使っているようなキャラクターの髪を動かしたり、テキストデザインを拘ってみたりといった編集ができていました。
1−6 受講料5.5万円は実際高い?安い?
多くの動画制作系の講座は、僕が最初に配布するサブテキストのみで5〜7万円ほどします。普通のスクール形式で講師がライブで授業するところだと、10万円から30万円くらいの講座も普通に存在します。
①3万円のサブテキスト(合計15回分ほどの動画教材)
②オンライン授業(合計15回分ほど)
③漫画動画業界のパイオニアのゲスト出演
④コルク作品の動画化
⑤課題のポートフォリオとしての使用
⑥課題に対して一人一人フィードバック
⑦約20名ほどの受講生と24時間コミュニケーションが取れる場所
これだけの内容がついて5.5万円なので、正直、次期以降はもうできないかなと思っています。
ではなぜこの値段で今やっているのかというと、『コミュニティは化学反応が起きる』と思っているからです。
僕が今予想もしていないことが起きると思っています。
実際に卒業生が自主的に自分でYouTubeチャンネルを開設してみたり、Blenderという3D制作ソフトにチャレンジしたり、イラストの方にも挑戦したりと活躍の幅を広げていっています。
こういったことはマンガ動画専科がなければ、もしかしたら起こり得なかったかもしれない。でも、この場所があることによって、動画クリエイターを目指す人々の可能性を広げられるのではないか?
そんな思いがあって、半分事業として、半分は実験としてこのマンガ動画専科を運営しています。
1−6 卒業後は仕事を受けて稼ぐことができるのか?
正直この質問はかなり多いし、注目度が高いので答えますが、本人が意欲的に学んでいけば、ほぼ確実に稼ぐことができると考えています。
実際に前期の卒業生で僕の会社に所属してくれたかっきーは、初月からマンガ動画専科の受講料の2倍稼いでくれています。一瞬で元をとってます。笑
僕の会社に立候補してくれたのと、意欲的に制作に取り組んでいた姿を僕がずっと見ていたから、かっきーは初月から元が取れるくらいに稼げたと思います。
本人にやる気と勇気があれば、僕の会社もそうですし、ゲストでお呼びしている方にもYouTubeアニメを運営している方々がいたりするので、マンガ動画専科の卒業生として連絡して、作った課題を披露していくとお仕事をもらえる可能性も高いと思います。
1−7 どうしても講義に参加できない時はアーカイブ残る?
はい、全ての動画をアーカイブに残して、いつでも復習できるようにしています。
前期の方も、本職がありながら参加をしていた人も多かったのですが、その場合は参加できないとき、後日アーカイブをみて復習をしていました。
よくも悪くも全てオンラインで講義を記録に残すことができるので、何度でも見返すことができます。
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2 なぜマンガ動画専門の学校を作ったのか?
僕がいまマンガ動画にこだわって学校を作っている理由ですが、シンプルにこの先様々なところでマンガ動画やYouTubeアニメのような簡易アニメが活用されてくるだろう、と考えているからです。
2020年ごろからYouTubeマンガ動画広告が一気に世の中に広まっていった感覚がみなさんにもあると思います。
除毛クリームやサプリメント、口臭予防グッズなどの広告を一度は見たことがあるのではないでしょうか?
なぜ、あそこまで多くのマンガ動画がYouTube広告で流れているかというと、シンプルにモノが売れるからです。
みなさんの中には、YouTubeマンガ動画広告特有の不安を煽るような動画や、コンプレックスを刺激するような動画を毛嫌いする人もいるかもしれません。
でも、マンガ動画の本質はそこではありません。
ストーリーを持った動画は人の心を動かす。というところです。
人の心を動かしているからこそ、商品がたくさん売れるのです。
そして、いまは限定的な場所でしか活用されていないマンガ動画ですが、人の心を動かすことができるのであれば、企業が採用のためにマンガ動画を使ったり、サービス紹介をカジュアルに伝えるためにマンガ動画を作ったりすることが予想できます。
もう、同じような会社の事業紹介の採用動画、社員のインタビュー動画の形式って飽きてきてませんか?
応募者を増やすために重要なのは、何か他の会社とは違う!と思ってもらうことだと思います。
実際に、採用で社長の創業ストーリーをマンガ動画にしている企業もすでにあります。
また、一瞬では理解がされにくいBtoB向けのサービスを運営している企業も、マンガ動画が有効だと考えています。
下記のマンガ動画のように、実際にツールを使っている会社の雰囲気や社員の日常に視点を合わせてサービス内容をカジュアルに伝えるといったことが可能になります。
ちなみに、同じことを実写動画でやろうと思うと、コストがマンガ動画の3〜4倍ほどはかかってきます。(マンガ動画が大体50万円ほどなのに対して、ストーリーやドラマ形式の実写動画の場合、大体150〜300万円ほどはかかります)
そのため、共感を生みやすいストーリー形式の動画を作ろうと思うと、もっとも安価に制作するのであればマンガ動画が最適、ということになります。
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また、企業むけのマンガ動画だけではなく、1〜2年前ほどからYouTubeアニメ・YouTube漫画動画業界がとても勢いが出てきているのをご存知でしょうか。
チャンネル登録者数100万人超えのチャンネルも出てきており、コメディ、検証系、感動系など、様々なジャンルのものがどんどん上がっています。
こういったコンテンツを提供している制作会社はいくつかあるのですが、どこも動画クリエイターを募集しています。
大量のコンテンツを作り続けるビジネスモデルになっているため、常に優秀な動画クリエイターを求めているという状況です。
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以上のことから僕は、『マンガ動画クリエイターにはチャンスがある』と考えています。
正直まだ『マンガ動画クリエイター』という言葉が存在しないくらいなので、どんなことをやるのか?卒業後はちゃんと仕事があるのか?など、不安な要素も多いと思います。
もちろん本人の頑張り次第ではあるのですが、上記に書いた理由から、僕はこの業界にはかなりチャンスがあると考えています。
3 今後の開催はあるのか?
先ほども少し書いたのですが、正直このマンガ動画専科は半分事業として、半分は実験としてやって来ました。
コミュニティの中に同じ志の人をたくさん集めて行動していけば、面白い化学反応が生まれるのではないか?
そういった仮説の元、やってきました。
そもそもが儲けるとか、そういった動機ではないため次期以降の開催は未定です(というか多分やりません)
かなり全力で準備してやっているコミュニティなので相当会社の体力も持っていかれているのが正直なところなのです。
同じようなことをやるとしても、別の形で今回実験した内容を生かす形になると思います。
4 詳細ページはこちら
おそらく、よくある質問はこのnoteに書き切ったと思うのですが、もしまだある場合は僕のTwitterにDMいただくか、このnoteにコメントください。
コルクラボマンガ動画専科は9月5日まで募集しています!
少しでも興味の湧いた方はこちらからぜひ申込ください!
一緒にマンガ動画を作れるようになって、いろんな化学反応を作って行きましょう!
▼詳細・申し込みはこちらから▼
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・名称:第2期『コルクラボマンガ動画専科』
・参加対象:
「動画制作に興味はあるが未経験の方」
「動画編集者としてフリーランスで活動しているが、収入がまだ安定していない方」
「自分の作品を動かしたい漫画家」など
・講義形式:オンライン(Zoom)
・募集人数:25名限定
・募集期間:8/16(月)〜9/5(日)23:59
・受講料:5.5万円(税込)