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採用市場で勝つトラックレコード流「戦略設計」のこだわり

お久しぶりです。
年末年始の積読が溜まりに溜まっている河上です。

今年は、サポートしてくれるチームやフィードバックをいただけるクライアントの皆様のおかげで、個人的に成長できた気がします。(来年もやるぞ!)

今日は、よく「採用戦略」って何するの?
トラックレコードの「採用戦略」って何が違うの?
とご質問を受けることが多いので、簡単に採用戦略についてと当社(河上個人も含む)こだわりポイントを記事にして2024年の最後を締めくくります。

今回は、前半で一般的な話・後半で当社の話をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
ご質問やご相談などはお気軽にしてください。

「採用戦略」って何?

前提

「採用戦略」とは、事業成長に必要な人材を獲得するための戦略です。
「採用計画」とは、事業成長に必要な人材の獲得人数・スケジュールの計画

今回は、「採用戦略」についてお話ししたいと考えています。

「採用戦略」を作る必要性・目的は?

企業が採用戦略を設計する必要がある理由は、採用活動が単なる人材補充ではなく、会社や事業の成長戦略の一環であるからです。

採用戦略を立てるメリットとして、以下の4点があげられます

1. 採用活動(母集団形成)の効率化
2. 候補者体験の向上
3. 組織エンゲージメントの向上
4. 採用コストの削減(1~3の結果コストが下がる)

採用戦略を設計し、実行していくことで採用市場における競争優位性を高め人材獲得を効果的にすすめ、将来的な事業成長の原動力になっていきます。

長期的な事業成長のために、採用市場における競争優位性を高めることは必要不可欠といっても過言ではないでしょう。

一般的な「採用戦略」のスコープは?

採用戦略の一般的な設計フローは以下のステップです。

1. [要件定義]:会社の採用ニーズと事業目標の整合性
2. [要件定義]:事業成長に合わせたペルソナの設計
3. [母集団形成]:ペルソナ別の採用チャネルとアプローチ方法の選定
4. [候補者体験]:ペルソナ別の選考体験の構築
5. [振り返り・改善]:KPIの設定と評価方法

獲得すべき人材が再現性高く採用できるように、かつ改善のPDCAが回せるように戦略を設計していきます。
ここで重要なことは、人事側の正しい事業理解(現在の組織ケイパビリティと将来の組織ケイパビリティの差分)と事業・経営の正しい市場理解(市場から見た自社の立ち位置、競合他社から見た自社の立ち位置)が擦り合っていることです。
自社の現在地を理解せず、戦略を作ると絵に描いた餅になってしまいます。

トラックレコード流のこだわり

ここまで一般的な採用戦略で考えること決めるべきことを書きましたが、ここからはその中で当社がこだわっているポイントをいくつか書いていきたいと思います。

まず、当社の戦略設計のプロセスの概要をお伝えします

1. ペルソナ設計
2. ポジショニング設計
3. メッセージング設計
4. PR/コミュニケーション設計

この中で、特にこだわっているポジショニング設計・PR/コミュニケーション設計について今回はお伝えできればと思います。(実際のアウトプットなどご興味あるかたは、ご連絡ください!)

ポイント①:ポジショニング設計

「採用市場で成果を出すにはポジショニングが8割」
広大な採用市場では、戦うべき場所を決めることが非常に重要です。
戦うエリア(勝てる・勝つエリア)を決め、そこに合った勝負をする必要があります。

抽象的なことを話してますが、簡単に説明すると

欲しいペルソナに対して「知っている会社である」「知らなくてもいい会社、面白そうな会社である」と認知されることがポジショニングの目的です。

ここでの当社のこだわりポイントは以下の4つです。

1. 解像度の高いペルソナ開発
2. ペルソナ別のペイン・リターンの設計
3. 企業や事業におけるリターン・魅力の言語化・整理
4. 競合他社との優位性評価

今回は、3についてできるだけ詳しく紹介します。
「企業や事業におけるリターン・魅力の言語化・整理」をすることで、候補者に対して魅力に感じてもらえる情報と企業側が伝えたい情報を適切なバランスで整理し、言葉や文章を作っていくプロセスです。

ここで重要なことは、「正確な企業・事業の理解」「ペルソナの志向性、生態系の理解」です。当社では、この2点については、時間をかけてヒアリングし、当社のこれまでのアセットと組み合わせながら、企業にあったリターン・魅力の言語化を進めていきます。

ヒアリングは様々な粒度・視点から詳細に実施します

このプロセスによって、ポジショニング設計やこの次のメッセージングの設計の効果が変わってくる重要なポイントだと考えています。

当社の代表の野崎もポジショニングについて過去に記事を公開しているのでこちらもよんでみてください。

ポイント②PR/コミュニケーション設計

「PR/コミュニケーション設計」とは、なんだ??と思う方もいるかと思います。

簡単に説明すると、ポジショニング・メッセージングを候補者に届けるためのツール制作とその計画です。

前のプロセスでは、ポジショニングとメッセージングを作りました。
このプロセスでは、作ったものをどのツールでどのタイミングで伝えていくかを設計します。

候補者への情報共有のツールとしてあげられるものと言えば以下があります。

  • 採用サイト

  • 採用ピッチ資料

  • 求人票

  • スカウト文章

  • 採用広報コンテンツ

  • テックブログ

  • SNS

これらを正しく使い分け、適切に候補者とコミュニケーションを取り、効果を最大化していくことが狙いです。

この中で当社としてのこだわりポイントは以下の3つです。

1. 採用したいポジションやペルソナの特性に合わせたツールの選定
2. ツールの特性合わせたツールごとの発信内容の設計
3. 候補者体験(認知〜入社まで)の中でのコミュニケーション設計

特に「採用したいポジションやペルソナの特性に合わせたツールの選定」については、ペルソナや競合他社を分析して選定をしています。

例えば下記のように、特定のポジションやペルソナに沿って施策をイメージするプロセスを実行しています。

  1. 〇〇ポジションのエンジニアは、最近XXのキーワードがトレンドであるから、△△のイベントを実施すべきである。

  2. 加えて、イベントでは、⬜︎⬜︎のメッセージングを打ち出すべき

当社の過去の事例・実績もぜひご参考にしてください!!

加えて、当社の強みとしては、戦略や施策の立案だけでなく、採用ピッチの制作やイベントの開催などコミュニケーション施策の実行パートまで必要に応じてサポートできるところだと考えています。

まとめ

今回は、「採用戦略」「当社の採用戦略設計のこだわり」について書いてみました。

改めてまとめると

「採用戦略」とは

・事業成長に必要な人材を獲得するための戦略
・採用市場における競争優位性を高める施策
・事業部門と人事部門と経営が一体になる必要がある

「トラックレコードの戦略設計のこだわり」とは、事業ミッションである「企業のおもしろい」を届けるためのこだわりです。
「面白さを見つけるためのこだわり」、「潜在候補者に届けるためのこだわり」そのために以下を実行しています。

・「正確な企業・事業の理解」+「ペルソナの志向性、生態系の理解」+「当社のアセット」を活用した正しいポジショニングとそれを活用したメッセージングの設計
・ポジショニング・メッセージングを候補者へ効果的に届けるPR/コミュニケーション設計

今回の記事で、当社のTECH HIREに興味を持っていただいた方、採用活動に困っている方などがいましたら、まずはご相談からでも問題ございませんので、お気軽に連絡ください!!


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