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乾電池式モバイルバッテリーの実力テスト
日頃、スマホの充電にリチウムイオン電池のモバイルバッテリーが使われますが、停電時、減った電気の補充ができないので、長期にわたる停電の場合、乾電池式モバイルバッテリーは助けになります。乾電池がある限りスマホが使えるわけです。では、乾電池式モバイルバッテリーはどの程度の充電ができるのでしょうか。
様々な乾電池式モバイルバッテリー
Amazonで以下の乾電池式モバイルバッテリーが販売されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1657592727863-kdjmLzqHW1.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1657592843781-TNDpqtMpgR.jpg)
下は今回のテストに使った乾電池式モバイルバッテリーです。単3形乾電池4本使用で、中国のネット通販より入手したものです。
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テスト方法
乾電池式モバイルバッテリーの性能は乾電池でほぼ決まるので、今回は信頼性の高いパナソニックのエボルタを使用しました。
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充電に使ったスマホは嫁の iphone 13 です。充電できなくなるまでUSBテスターの出力電圧、電流、充電量を記録しました。
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テスト結果
4時間かかって、iphone 13 を15%から60%まで充電でき、USBテスターの測定値は1480mAhでした。
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充電電流が開始時0.48Aで、終了時0.06Aでした。普通のモバイルバッテリーの充電電流は1A以上あり、それに比べるとかなり小さいので、いつもより充電時間が長い原因になります。
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充電終了時の乾電池電圧は4.57V(4本)です。1本あたり1.1V以上でかなり残っているので、捨てずにラジオや懐中電灯に使うといいでしょう。
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結論
単3形エボルタ4本で iphone13 を45%充電することができました。
充電電流が小さく、充電時間はいつもより長くなります。
スマホの充電ができなくなった乾電池に電気がまだ残っており、ラジオや懐中電灯に使うことができます。