#2 柔道部の監督に「お前は勝てないからマネージャーに転向してくれ」と言われた話。
こんにちは。
今日はタイトルの通り
柔道部の監督に
「お前は試合で勝てないから
マネージャーに転向してくれ」
と言われた話をします。
※この当時の監督からの強烈な言葉に、
恨みとか全くありません。それは、
「お前は勝てない」をひっくり返したから。
という事で
Let's Go!
高校入学までの話
中学時代の僕はめちゃくちゃ弱かったです。
モヤシみたいな体形で、体重も軽く、
おまけに柔道が嫌いだったので
(嫌々柔道していました)
必死に努力するなんてこともできず、
試合では全く勝てませんでした。
中学三年生の全中予選、
大阪府でベスト8でした。
さて、高校選び。
十年前は今に比べると
中学生柔道家も多かったので、
実績のある人しか、高校からの推薦は
もらえませんでした。
僕は実績がなかったので、
どこの高校からも声がかからず
「どないしよ。。。柔道やめるのもありか?」
なんて考えていました。
そんな時、
「東海大仰星高校」の話がありました。
当時、東海大仰星高校は
大阪府でトップを独走していて、
僕が入学する頃には大阪府10連覇ぐらい。
個人戦も男子7階級のうちの
ほぼすべてで優勝。
全国的な強豪校でした。
さて、そんなめちゃめちゃ強い高校から
なぜ話があったのか。
それは僕の兄が在籍していたから。
僕の兄は当時の僕からすると「天才」で、
高校2年生の頃には
大阪チャンピオンになって、
73kg級ながら団体メンバーに入ったり
なんかもしていました。
そんな「天才の芦田」の弟という事で
「結果はないけどこれからに期待して、
面倒見てやろう」
と、仰星高校から話をもらいました。
(もしかするとうちの両親が監督に
「弟も面倒みてもらえないでしょうか」
とお願いしたのかもしれませんが。)
学力もなく、ほかにいける高校もなかったし、
「強豪校」という言葉に憧れて
(実力に見合っていないにもかかわらず)
東海大仰星への進学を決めました。
(兄とは3歳離れているので、
僕の入学と同時に兄は大学生に。)
このときは、地獄が待っているとは思ってもいませんでした。
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