#1 勝利至上主義について

僕は小学校1年生から大学4年生までを
競技者として(めちゃ競技者してるって
感じたのは高校生から)、
大学卒業してから現在までの約4年を
指導者として柔道に関わってきました。
今も現在進行形で指導しています。

そこで得た知見であったり考えを、
普段は「Assy judo academy」というInstagramアカウントから発信していますが
今回からnoteでも発信できたらと思います。

記念すべき第1回は
「勝利至上主義」について。
勝利至上主義って何?
勝利至上主義って悪いもの?
スポーツに関わる指導者や保護者が
気を付けるべきこと。

それぞれ書きたいと思います。
Let’s GO!

勝利至上主義とは

勝利至上主義ってスポーツ界、
特に少年スポーツの世界でよく言われます。
私は(まだ短いながら)小・中学生の指導に
関わっていますが、
試合会場や、保護者の方々との会話の中で
「勝利至上主義」という言葉を割と聞きます。

「あのチームって勝利至上主義やんなぁ」
「うちのチームは勝利至上主義じゃない。」
とまあ、こういう文脈で勝利至上主義が語られます。

僕も含めて、みんな何となく
「勝利至上主義」を語っていますが、
定義って何でしょうか。
関西大学の神谷さんの定義(2015)は
「勝つこと以外の(あるいは勝つことをめぐる)教育内容が具体的に明示・意識されていないで,指導や活動が行われている状態」
としています。うん、いい定義。
今回はこの定義をお借りしながら、
話を進めていきます。

「あのチームは勝利至上主義だ」とは?

どこの試合会場に行っても聞くこの言葉。
「勝利至上主義」という言葉自体、
世間的にはネガティブなものなので、
「あのチームは勝利至上主義だ」という発言
には批判の意味が込められてるのは、
誰でも分かるかと思います。
この発言の的となる(批判される)チームは
たいてい、
結果を残しているチームです。
結果を残していないチームの指導者・保護者が、結果を残しているチームに対して発言する構図は簡単に想像できます。

ここで1つ大切なこと。

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