欲しがるのをやめると平安が訪れる
人間を生きる中で、不幸、不平、不満を感じる時は、何かを欲しているのにも関わらず、それが実現されない時です。
こうあって欲しい。でも実現されない。
これが欲しい。でも実現できない。
こうなりたい。でも実現されていない。
致し方ないです。
人間は無い物ねだりをしてしまう生き物です。
何を達成しようと、何を手に入れようと、追加できるものは無限に存在しますから、100を欲しがり、100を手に入れたところで、次は1000、その次は10000が欲しくなる。
人間の仕組みですので、否定する必要もありません。
そういうものです。
しかし、この欲求を上手くコントロール出来ないと、QOL(Quality Of Life = 人生の充実感)が著しく低下します。
何を達成しようと、何を手に入れようと次が欲しくなっては、いつまでたっても欲望を追うだけの人生になってしまうのです。
欲しがることは悪いことではありません。
しかしこの欲しがることをやめると、自然と不幸が消え去り、幸せというポジティブな高揚感ではなく、ニュートラルで中性な平安が訪れます。
あなたの感じる原因不明の不満、不幸は、あなたが実際に不幸というわけではなく、あなたの人生が特別に不満なことでもなく、ただ単に欲望という幻想を追ってしまっている無限ループから抜け出せない、というだけかもしれません、というかだけです!
まさかあなたの感じる不幸、不平不満の原因がそれだったとは、驚愕の事実です。