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テストで100点を取り続けた人の末路

保険屋さんになるのって勉強とか大変でしょう、と言われることがあります。そんな時には誰でもなれますよ、と答えています。保険屋になるのは資格が必要です、生命保険も損害保険も合格率80%ですからみんな受かります。

生命保険は損害保険会社入社後の研修で3時間位講習受けて、試験勉強も1時間テキスト眺めて受かってましたし、損害保険はテキスト見ながらのカンニング試験ですので、落ちる人もいますが極めてまれです、運転免許レベルです。

このようにレベルの低い資格なので、自慢にもなりません。士業系のある程度高偏差値の人が受験しても数%しか受からない、ということはありません。

生命保険試験の事前講習は、大同生命の人から受けたのですが、皆さんは70点で合格ですが、もし大同生命所属なら90点以上取れない人は全員クビというわけですよ。

なんで?という質問をすると、合格点ギリギリだとどうせその後苦労するから、とのお答え。なんともバカバカしい、保険会社の社員は大半が比較的高偏差値の大学出。いわゆる日東駒専クラスがボーダー、テストの点数で飯が食えると本気で思っている。

先日も某保険会社が、年齢の高い人は骨折事故が多い、最近はそれが売れてますとか言ってきました。それで売れると思う?具体的にどれくらい売れてるの?と聞き返すと黙る、という素晴らしい反応。

年齢の高い人は転びやすい、これは事実。では転倒してどうなるか?ですが、転倒しても何事もないというのが正解です。ただつまづきやすいのも事実です。

本当に転倒からの骨折となった場合は部位によっては寝たきりになってしまったり、転倒がトラウマとなりそれを嫌って外に出なくなる、そして他人との接触が無くなり認知症となってしまったり、というお話。

介護関係や医療関係の人と話せば、こんなことは知ってて当たり前の話。それなので、民間の保険会社の介護付き保険の特約や認知症保険の主契約は骨折一時金が付いてるわけですよ。

テストの点数でメシを食っているアホな保険会社の担当はそれがわからない、知識=テストの点で商品知識なんてどうでもいいのです。私が売っているのは、この知識ではなくてそういうことを私に教えてくれる、介護や医療の現役の現場関係者がいますということです。



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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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