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保険がもらえない人はこんな人

「入院しました」というお電話がお客さんからありました。私は保険屋ですので早速保険会社に連絡です、そして保険金給付金の書類をお客さんのご自宅に届くよう手配。

お客さんが言うには大きな心疾患で検査入院、病名はかなり重いですが特に生活に支障は無いようです。そして無事書類を保険会社に提出して数日後保険会社からの回答は「ビタ一文払いません」とのこと。

保険会社ふざけてんのか!と怒鳴り込みたいところですが、理由を聞きます。答えは、「そのお客さん先月で失効してますけど、、、、」
「へ?」

失効とは字のごとしで保険の効力を失った状態です、要するに毎月の保険料をある一定期間払わないから効力が無くなったということです。大体どこの保険会社のどの商品も2ヶ月口座から引き落としが掛からないと失効となります。

失効と消滅は違いますので失効の場合は未払いの分を支払えば効力は戻せます。が、そこに大きな落とし穴がひとつあって支払い以外に健康状態の申告(告知)が再度必要となるのです。

つまり大きな心疾患で入院してるわけですから、再告知するまでもなく判定終了お申し込み不可となります。

緊急入院でもなんでもなく事前にスケジュールを組んだうえでの入院で、入院月の前に本人に毎月の保険料の未払についての確認も促したうえでこの状況ですのでもう知らない。

他にもつい最近失効になった案件があり本人に連絡したところ、「妻と相談します」と一旦申し込んでいざ払いが始まってから何を言ってるんだかと思っていれば、

失効した翌月に、お客さんと共通の知人からその人が脳梗塞で入院したと電話が。このケースももちろん出るわけもなし。退院はされたようですが今のところ連絡は来ていない。

もちろん失効してるので出ることもないのですが、こういう人はわかってて電話してくるんですよね。「失効(解約)してるんだからなんの請求を?」と答えると「いやぁ念の為、、、」と毎度の不毛の会話。

失効、解約、減額、その直後の大病は保険屋あるある。

借金は遅延しないのになぜか保険料は平気で遅れる、保険も金融業ですよ。

貴重なお時間をいただき最後までお読み頂き、ありがとうございます🙂
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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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