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昭和の学園ドラマには見た目でわかりやすい不良というのが出てきます。複雑な家庭、家が貧乏、なにかしらに反抗して不良行為を続けて総じて成績が悪い。
これがドラマの中だけではなく実際の学校にも存在していたわけである、学校や親に反抗して授業を聞かない、勉強をしない、それが格好いいとおもっているのかだから学業成績も不良であるというならばまぁそうでしょうし勝手にどうぞである。
ところが、別に不良でもなく学校に友達が大勢いるクラスの人気者でもなく、毎日学校に来て授業を聞いているのにクラスで1、2を争う成績不良者
ってのが必ずいました。
「あいつは学校に給食食いに来てるだけ」と皆から陰口を叩かれる。今思えば発達障害なのか境界知能かなにか対応策もあったのかもしれないが、当時は不味くて有名なこの地の給食を毎日完食する給食王と小馬鹿にされるだけの人材。
中学を卒業すれば成績順に振り分けられるのでそういった面々との関わりも無くなるのであったが、40年ぶりにそんな彼らしき人を見かけた。
何年も着ているのか洗濯もろくにしないのかヨレヨレの服に、母親と思しき人物と一緒である。やっぱりそんな感じなのね、三つ子の魂百までも。
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