もっと稼げる商売だと思ったのに

歯医者から帰ってきました。1年に一度歯石取り及び歯周病検査で通っています。禁煙後10年とはいえ長くヘビースモーカーでしたし、50歳を過ぎてからは高血糖高脂血高血圧なので思い立ったら定期的に通っています。

もうそちらに通って8年になります、仙台市内で一番高い建物トラストタワー内にある診療所です。元々私が在籍していたAIU損保がこのトラストタワーに支社があるので、それがきっかけで通うようになりました。

街の真ん中で家賃がかなり高いのも想像がつきますが、別に自由診療でもなく健康保険の範囲でしかやらなくても特に勧奨もありません。コンビニより多いと言われる歯医者ですから、立地やその他色々苦労も多いでしょうが、客層は別に富裕層という感じではなさそうです。

知人からは、「あそこ高くないの？」とイメージで言われるくらいですから、富裕層っぽく見られるという利点が逆にあります。しかもあの高い建物地下の駐車場も無料券くれるという破格の対応。

今回は歯石取りと歯周病治療で合計５回ほど通いましたが、レセプトを見ると衛生士の処置代よりレントゲン代のほうが高い。機会のリース代も高いでしょうが、昔のようにフィルムを現像するわけでもなく、デジタルでその場で見れるわけだし。

処置代より機械代、機械は文句も言わないし。という国の方針だからしょうがないでしょうが、年々若者の数が減っているしなり手もいないから腕のいい衛生士もいなくなるんじゃないですかね。

親分コケたら皆コケたで、歯科医が食えないから技工士、衛生士は辞めてる人も多いですしね。何でも機械になるわけでもなさそうだし、無くなる商売ではないはずなのですが、難しいもんですね。

実家が歯医者でそんな学部にも少しだけ通った経験がありますが、今この知識でもう一度あそこに帰れたら楽しいだろうな、と思います。父、父方のおじ、父方の祖父、母方のおじ2人、母方の祖父、全員歯医者でどこも跡継いでいないどころか、歯学部に行ったのでさえ私だけ。

あのままおとなしく卒業していれば、総取りできたのかと思いますが、そうなったらうまくいかなかったでしょうね。今この知識にその資格が欲しいって感じです。