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進化しないもの

運転免許を取って原付き時代から通算すれば40年になる。

最初の車はパワステ、パワーウインドウ、エアコンもなく当然マニュアル車、しかもチョーク付きである。それなのに屋根が上に浮くサンルーフとかいう仕様。

当時は喫煙者なので車の中は灰だらけ、ギア操作でポロポロ灰が飛び散るのは当たり前。高速道路の入口では特に首都高入口料金所では事前に窓を開け1,000円札や10,000円札をヒラヒラさせてお釣り準備をとアピールするのが常識である。

そしてカーナビもスマホもない時代、運転職を数年やったが道路地図を数冊抱え、潰れてよく読めない字のFAX片手に目的地に向かうわけである。

それが気がつけばパワステ、パワーウインドウ、エアコン、オートマ、何ていうのは今どきわざわざ口に出すような装備ではない。むしろそうでない方を探すのが難しいであろう。

高速の料金所もETCでそのまま通過、地図なぞスマホを置くだけ、知らないとこに行くのに下調べや現地の店屋で住所を聞くなんていうこともない。

と、だいぶ進化したものだがとある装備は一向に進化の気配がない。それがワイパーである。

昔も今もあの形状で特になにか進化したとは思えない、あいも変わらず油膜ベットリでよく見えない。撥水剤や撥水ワイパーを使おうものなら夜に光が変なふうになってかえって見えやしない。

このワイパーを全く別の発想にしたら相当お金が儲かるのではないだろうか?まぁ頭のいい人間がよってたかって未だにあのワイパーであるところを見ると変化のしようがないのであろうか。

なんかワイパーだけはいつの時代もおんなじ。


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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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