1番じゃなきゃダメですか

日本一高い山は富士山ですが、では2番目に高い山は？
と聞くと正解率が一気に下るというセミナーではよく使われるお話です。

誰もが1番しか知らないので小さいカテゴリーでもいいから1番になりましょうという教えなのですが、人間の思い込みという観点で例えるとちょっと変わるパターンも実はあります。

世界一人口の多い国は？という質問です。答えは中国ですが、では2番めは？インドとここも答えられる方がほとんど。中国が14億4,100万でインドが14億2500万といつひっくり返るかわからないくらいのダントツ2トップ。

で、3位は？と聞くとアメリカ？ロシア？とほとんどの人が答えます。3位はアメリカで3億4,000万です、ロシアは1億4,000万で9位なのです。大国ロシアとは言いますが実は1億2,000万の12位の日本と大して変わらないのです。

では4位は？と聞くと正解する人を見たことがありません、クイズ王とか旅行会社勤務とかよほどの人じゃないとわからないと思いますがインドネシアです。

人口は2億8,000万でロシアの倍です。しかも内需で経済成長を続ける稀な国で、平均年齢人口も低くて物価も安い。

新興国の一番は？と質問を変えればちょっくら見え方も変わってくるのです。

将来的に行ってみたい国のひとつです、インドネシアでいちばん有名な日本人は恐らく仲川遥香でしょうね。