国勢調査をどう使う？

世界の平均年齢は30.9歳です。では日本の平均年齢はというと、48.4歳。さらに右肩上がりで高くなっていきます。

当たり前の話ですが、平均年齢あたりの40代後半、いわゆる団塊ジュニアとその親の70歳あたりの団塊の世代が圧倒的に数が多い。

若い世代の人数はどんどん少なくなっていて、平均年齢世代の半分しか新生児の数はいない。つまり40代後半や70歳あたりをターゲットにすればよろしい。

しかもお金を持っているのは、ジジババ世代。70歳あたりをターゲットにと考えると、まだまだテレビCMが有効なのもわかる。半沢直樹が抜群に視聴率がいいのは、あきらかに中高年のオヤジ層をターゲットにしているから。

70歳前後も50歳前後も明らかにアナログ世代、もちろん使いこなせる人もいるが、大半はネットより紙媒体。いまだに雑誌や新聞の広告が有効。このご時世に新聞の折込なんか効果あるのかと半信半疑でやってみると、反応するのは高齢者ばっかり。

平均年齢70歳の名簿の出来上がり、というやつですがターゲットを大衆にしたので、儲からなかったという経験があります。これはやり方を精査すればかなりいい感じになるはず。

ですが、私のターゲット層ではなさそうなのでとりあえず以降試しておりません。

先程三越仙台店に行ったのですが、平日の昼間から結構な人出。しかも平均年齢は70歳位。北海道物産をやっておりましたが、それ以外にポイント何倍とかなんかはあるのでしょうが、恐らく新聞の折込とか友の会会員へのハガキとか紙媒体での集客手段があるのでしょう。

高齢者市場は儲かりそうだと、安易に参入して返り討ちにあうパターンも多いですが、しっかり研究しているところは強いでしょうね。私も諸々検証中ですが、いかんせんこの世代はリピートはしてくれるものの話が長い。面倒くさいというデメリットもある。