ドラマに出ていたぽんこつ保険屋
家庭教師のトラコというドラマを観ていると、昨日放送分は母子家庭の母親がガンと診断されて騒動になるという回であった。
子どもは小学生、子どもが成人までの学費や生活費で4,600万円必要とやらで保険屋に相談に行くのだが保険屋に「あなたガンと診断されているから200万しか入れません」と言われるのだがなんだそりゃ?
保険屋の描写の酷さの象徴のような話であるが、そもそもガン診断をされた時点でほとんどの保険屋は「申込できません」と言うであろう。
一応無選択といってかなり条件は悪いが告知のいらない保険もある、ただし申込後1年、もしくは2年間は死亡保険金を出さないという保険である。現在この無選択を取り扱っている保険屋もかなり稀であろう。
実際のところ私のところに相談に来たら「某保険会社で500万+少額短期保険で200万まで入れる」と答えるであろう、それに加えて重要なのは遺族年金の話と、親権者の話である。
まず遺された小学生の子どもは遺族年金がもらえる、個人事業主の母親なのであるからかなり少ないのは明白である。とはいえ0ではないのでこの金額と親権者の問題である。
未成年者であるから手続きがかなり難しい、なぜなら私の居住地仙台市では義務教育者は実印を作ることは出来ないのである。実印がなければ諸々出来ない手続きが出てくるのである。
死亡保険金についても子どもに残そうと思ったところで、親権者として別れた旦那つまりは父親がなるのが一般的である。このドラマの元旦那である父親はお金の問題のない人でのようだが、一般的には旦那さんがお金のトラブルを抱えている人もいたりするので、子どもに遺そうとしてもうまくいかないケースも多いのである。
このドラマではそういう話を保険屋は一切しないのである、それはフィクションだからといえばそれまでの話であるが、どこの保険屋に行っても「がんに罹患したら申し込みできるものはありません」で切られて終わりかも知れないが、
脚本家も演出家も演者ももう少しまともな保険屋と付き合ったほうがいいと思う。なんなら私にご相談ください。
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