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仕事の出来ない人とまた出会った話
保険金請求はだいたい季節の変わり目に多かったりするのですが、なぜか先月と今月入院の連絡が多くきました。もしかするとコロナで緊急でないケースはずらしていたのかもしれません。
保険会社に書類を発注してお客さんに直送してもらうわけですが、今回保険金が出るか出ないかのケースが1件ありました。保険会社の担当より、医師の診断書が必要だが内容によって無駄になるかもしれないとのお話。
仮に出なくても診断書代は払うんでしょと言えば、出ませんと言い切る始末。貴社のサイトに所定の診断書を提出しても、支払いの対象とならなかった場合は、診断書代金として一律5,000円+消費税を払うって書いてあるけどと言えば、「え?」だそうです。
どこの保険会社でもそうですが、診断書の提出を求められても保険金が出なかった場合は一律でいくらかを払うことになっている。ということをサイトにひっそりと書いてあるくせに知らない。
そもそもあの分厚い約款というのさえろくに見てやしない。業界歴の長い担当者でさえ、「歯医者の抜歯はひと昔前の商品なら保険金の出るものもありましたが、最近の商品では保険金出ませんよ」言うので「でも入院すりゃもらえるだろ」と言うと「え?」となる。
確かに最近の保険商品は医師法の診療報酬で出す出さないになっているので、歯科医師法の診療報酬は対象外。なので抜歯は出ないということになるのは、把握している。
入院に関しては、約款を読むと診療所もしくは施術所に入院した場合に支払うとなっており、そこに医師法の診療報酬云々のくだりはない。診療所もしくは施術所なので、(歯科)診療所と柔道整復師の施術所(接骨院)への入院でも出るということになる。
歯医者で入院なんかします?と聞かれましたが、第三大臼歯いわゆる親知らずが曲がった状態の水平埋伏の場合、抜歯する際に歯を割ったり相当ガチャガチャやるので大きく腫れたり、面倒なので大学病院や入院施設のある大きな歯科に送るケースが結構有る。
接骨院の入院は今ではかなり少ないと思いますが、柔整の専門校の付属施術所なら今でも入院設備あるかもしれません。そもそも骨折脱臼捻挫とかの応急が接骨院の役割で整形外科の補完なので、接骨院に入院しても何ら不思議はないわけです。
という話は約款読めばわかるでしょう、ということなのですが興味も関心もないのでしょう。あまりにも感心しているので、ついでに質問してやりました。
接骨院と整骨院と整体院の違いわかる?
損害保険の資格を持っていてこの問題を答えられなければ今すぐ引退しなさい、自賠責や賠償保険も何もわからない証拠だよってお話ですね。
接骨院と整骨院は同じもの、国家資格の柔道整復師のいる施術所で健康保険証や自賠責が使えます。整体院は国家資格ではなく民間の資格ということなり無資格ということになります、つまり今日私が俺様流整体院を開業することも可能です。
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