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保険屋?おめーの席ねーから!!

人気ドラマの半沢直樹が昨日最終回となりました。ドラマの面白さや感想は別として、最終回にして北大路欣也演じる東京中央銀行の中野渡頭取に、「金融は銀行と証券で成り立っている」とスポンサーの日本生命が盛大にディスられ大爆笑。

世間では保険会社は金融業と思われていない。保険会社も預かったお金で株や債券を買い運用して、契約者に儲かった分を利息として渡す。さらにその預り金や儲けでお金を貸すという業務をしています。そこに保険がくっついているというだけです。

そんな保険を銀行でも販売しています、しかも売上的には大規模な保険代理店扱い。お客の口座残高もわかる、銀行の知名度信用度もある、いわゆるお付き合い営業もできるで申込みを取りやすい。保険会社から受け取るその手数料が銀行にとっては大事な収益の柱。

銀行にとっては保険の販売手数料は、大きな収益なのです。現在の低金利どころかマイナス金利時代では、銀行の本業であるお金を貸したところで儲かるはずもない。銀行は、金利の高いノンバンクに貸してそれを子会社化して利益を作り、保険や投資信託の販売手数料でメシを食うという。

私は銀行が保険販売をすることに反対はしていませんが、銀行で申し込むお客さんには反対をしています。ひとの商売の邪魔をする気はありませんが、よくそんなところで入りますね、ということです。

保険は1社専属と何社も取り扱う乗合代理店に分かれますし、ほけんの窓口のような巨大代理店から、山田保険事務所みたいな小さな代理店も含めてですが、本来看板で食う商売じゃないのです。

出された設計ひとつでその人の人生が大きく変わります、決して大げさな話ではありません。

保険代理店は保険を売る商売です、その事務所、その広告費、その維持費はどこから出ます?権利を売るのが保険ですから、これらがなければ収益構造がものすごくいい。そんなのは当たり前。

さらに1年で半分、3年で9割が消えるのが保険屋の実態です。銀行や巨大保険代理店が消えるわけはありません、消えるのはそこで働く個人です。

ですから巨大組織に縛られることなく、自由を手にした保険屋から入ることをオススメするのです。どこかの大人の事情に左右され、どこかに利益を搾取され、「しょぼい保険代理店への出向を命ずる」みたいな半沢直樹のドラマの世界、私はそんなのが嫌なので保険会社も巨大広域代理店も去りました。

保険はあくまで保険会社との契約です、しかしそれを選別し設計をし提案するのは保険屋個人です。だから全て担当者次第、保険屋側からすれば売っているのは保険ではなく、自分個人であるということです。

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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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