植物ブログの戦略、3つの学び(sambucaの場合)
植物をテーマにしたサイト、sambuca(サンブーカ)ブログの運営をスタートして4年くらい経ちました。
植物について情報発信する事で、植物はもちろんブログ運営についても、たくさんの学びを得てきました。
この記事ではそんな事を書きます。
植物をテーマにしたブログ(sambuca)から得た、ブログ運営の3つの学び
ブログを始めた当初、植物についての勉強(インプット)をアウトプットする場=ブログ、という風に位置付けていました。
基本的には現在もそのスタンスは変わっていないのですが、予想に反して(?)、ブログ運営についての学び(インプット)が多くありました。
大きくは3つあると思っています。
(1)Googleという世界(フィールド)に合わせた変化・進化
ブログの目的が何であれ、アクセスは多い方が良いですよね。
そうすると、有益な情報や良い文章・記事を作る事は当然の事ながら、SEOについて知る事も、アクセスを増やす為には必須です。
つまりは、Google検索に合わせたブログ・記事作りです。
コケ植物からシダ植物、種子植物、という風に、植物が進化して勢力を拡大してきたように、ブログというメディアを運営するにも、それぞれのフィールドに合わせて変化や進化をしていく事で、アクセスを増やす事ができます。
様々なSNSが盛り上がり、インターネットの世界も多様化してきていますが、Googleという大陸(検索人口の多さ)はまだまだ広大です。
(2)ロングテール(スプリングエフェメラルのように)
Googleに合わせた変化・進化をした上で「ロングテール」です。
ウェブ業界では広く知られている言葉です。
ブログのアクセスを伸ばすにも、ロングテールの概念は重要とされます。
何故なら、競争の激しいテーマについての記事を、個人ブログ(弱者)が書いても、既存の大手メディア等の他の強者には勝てないからです。
競合があまりいないところ(需要は少ないですが)で勝負する事で成果を上げる、そんなロングテール戦略で思い出すのはスプリングエフェメラルの花たちです。
スプリングエフェメラルは、早春(まだ他の植物が芽吹いていない頃)にいち早く花を咲かせます。
早春という季節はまだ寒さが厳しく、植物の生育条件としては良くないですが、競争は少ないのです。
スプリングエフェメラルの花たちは、ロングテールのような戦略を取って生き残っている、僕にはそのように見えます。
※スプリングエフェメラルについてsambucaで書いています→『スプリング・エフェメラル(六甲高山植物園で観察)/sambuca』
(3)条件が良い環境に移動する(キク科の綿毛のように)
タンポポなどのキク科の植物は、種(タネ)を綿毛によって遠くまで飛ばします。
※キク科の綿毛の記事→『綿毛の行方(西洋タンポポと日本タンポポ、キク科について)/sambuca』
そうして、適応しやすい環境に勢力を拡大していくわけですが、ブログ運営にも、同じ事が言えそうです。
自身の強みを活かした環境で戦う事で、勢力を拡大していく事ができるんですよね。
深い森の中ではタンポポは繁殖できないように、ブログ運営というのも、テーマやジャンルを選び間違えると、不利な戦いを強いられます。
まとめ
植物をテーマにしたブログを運営をしてきて、得た学びはたくさんありますが、大きくは(これまで書いてきた)3つです。
(1)Googleという世界(フィールド)に合わせた変化・進化
(2)ロングテール(スプリングエフェメラルのように)
(3)条件が良い環境に移動する(キク科の綿毛のように)
今後も植物について更に学び、ブログ運営を変化・進化させながら、そうした事をこのnoteで書いていきたいと思います。