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ブログのHTTPS化【WordPressで失敗しない為の初期設定】
HTTPS(常時SSL)化。
WordPressでサイト(ブログ)を運営するのであれば、最初からやっておいた方が良い、重要な設定の一つです。
セキュリティが高まる&Googleからの評価が上がる可能性も
ブログのURLを「http://●●●.com/」から「https://●●●.com/」になる事をHTTPS(常時SSL)化と言います。
これを実施する事によって、セキュリティが高まります。
数年前まではお問い合わせやショッピング画面など、一部のページだけがSSL化されていたのが、近年は「常時」が求められるようになっています。
Google ChromeではHTTPS化していないサイトのURL横に「保護されていない通信」と表示されます。
逆に、HTTPS化していると鍵マークが表示されて、安全なサイトである事をアピールできます。
今のところ、Googleの検索順位に大きな影響はないように感じますが、将来的にはわからないので、HTTPS化しておいた方が良さそうですよね。
サーバーによっては無料でできるHTTPS化
手順としては、レンタルサーバーでSSLの契約をする必要があります。
年間990円とか、有料のところもありますが、エックスサーバーのように無料のところもあります。
上記はエックスサーバーの管理画面です。
「SSL設定」という項目があって、クリックしていくだけで設定が終わるので簡単です。
途中からHTTPS化すると面倒な作業が発生
サーバーのSSL設定は簡単なのですが、面倒なのはその後です。
WordPressの中のリンクを全て「https」に置換していく、という作業です。
ブログの運営期間が長ければ長いほど作業量は多くなります。
一つでも見落としていると完了できないので、場合によっては手こずります。
ココナラとかでも「常時SSL/TLS(https)を代行します」(1万円)、というようなサービスが出ていますが、それだけ苦労している人が多いという事です。
ちなみに、置換作業には「Search Regex」など、便利なプラグインもあります。
まとめ
最初から設定していれば無駄な時間を省けるので、理想的には最初からHTTPS化しておきたいですね。